本日の午後、昭和大学大学院での病院薬剤学の授業にて出講させていただきました。
「医療の経済評価入門」の一連の講義の中に組み入れていただいたので、
サプリメントと医療経済についてお話させていただきました。
ご配慮いただきました関係の先生方に御礼申し上げます。
夕方、DHC本社にて、地方自治体の首長お二人と行政職、自治体関係者の方々と情報交換をする機会がありました。
お二人の首長とも、公民連携事業での実績があり、私として、大変勉強になりました。
さて、本日の私的なお勉強日記です。
栄養学の専門ジャーナルに、イヌ(犬)の眼の老化に対する抗酸化物質の有用性を示した研究が、米国のグループ(Mason Eye Institute, University of Missouri)から報告されていました。
(
J Nutr Sci. 2016 May 10;5:e18)
ヒトと同様に、イヌでも、
加齢によって、視機能は低下します。
今回の研究では、
抗酸化物質を含む栄養サプリメントの投与によって、
健康なイヌの視力関連指標への影響が調べられました。
具体的には、
6歳から8歳のビーグル犬12頭を対象に、
・抗酸化物質含有サプリメント投与群、
・サプリメント非投与群
の2群について、6ヶ月間の介入試験が行われました。
(なお、ビーグル犬は、倒像検査法や細隙灯生体顕微鏡検査では視力が正常とされています。)
全視野刺激(Ganzfeld)網膜電図検査(ERG)およびWelch Allyn社製シュアサイトオートレフラクタを用いて、網膜反射や屈折異常が介入の前後で測定されました。
解析の結果、
対照群に比べて、
抗酸化物質含有サプリメント投与群では、
ERGでのa波の振幅の有意な増加、single flash cone responsesの有意な改善が認められたということです。
(P < 0.05)
ERGのb波の振幅では、
すべての反応において同程度に増加し、
特に、scotopic high light intensity stimulation、photopic single flash cone,30 Hz flicker
での反応性の有意な改善が認められました。
屈折異常は、
6ヶ月間の介入によって、
対照群に比べて、
抗酸化物質サプリメント投与群において、有意に抑制されていました。
(p<0.05)
対照群と比べて、
抗酸化物質含有サプリメント投与群では、
網膜機能やレンズの屈折異常といった指標に関して、さまざまな程度での改善が認められています。
以上のデータから、
健康な犬において、抗酸化物質含有サプリメント投与による眼の健康維持作用が示唆されます。
犬は、
かつてのペット(愛玩動物)という位置づけから、
現在では、コンパニオンアニマル(伴侶動物)として、家族の一員になっています。
また、コンパニオンアニマルの犬の高齢化による健康課題も見られることから、
愛犬用サプリメントが健康維持や病気予防に広く用いられるようになりました。
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犬におけるサプリメントの有用性を示した研究として、下記の報告があります。
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