サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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葉酸サプリメントの自閉症スペクトラムに対する有用性 [2016年06月29日(水)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、自閉症スペクトラムに対する葉酸サプリメントの有用性を示した臨床研究が、中国のグループから報告されていました。
(Nutrients. 2016 Jun 7;8(6).)


自閉症(Autism spectrum disorder、ASD、自閉症スペクトラム障害)は、社会生活での関係性、言語および非言語でのコミュニケーションなどで困難が認められます。


先行研究では、
自閉症スペクトラム障害での栄養障害が見出されています。

ビタミンDによる自閉症スペクトラム障害改善作用


さて、今回の研究では、

自閉症スペクトラム障害(ASD)に対する葉酸サプリメントの働きが検証されました。


具体的には、

オープンラベル試験として、

ASDの小児66名を対象に、


3ヶ月間の構造化教育プログラムを実施し、

・葉酸サプリメント(800㎍/日,分2)投与群:44名

・非投与の対照群:22名の2群について、



介入の前後で、
Autism Treatment Evaluation Checklist (ATEC) とPsychoeducational Profile-third edition (PEP-3) を用いて、
自閉症関連症状の評価が行われました。


また、

葉酸サプリメント投与群のASD患者29名が無作為に抽出され、

介入の前後で、

血中葉酸値、ホモシステイン値、グルタチオン代謝指標が測定されました。
(年齢を一致させた健常対照群29名との比較)



解析の結果、

ASD小児に対する葉酸サプリメントの投与によって、

社会性や、認知言語/非言語、受容言語、感情表現での障害において、改善が認められました。

また、
介入によって、
血中葉酸値の上昇、ホモシステイン値の低下(改善)、グルタチオン代謝系での抗酸化能の改善が見出されました。

以上のデータから、

自閉症スペクトラムにおける葉酸サプリメントの有用性が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。


自閉症スペクトラムにおける有用性が示唆されている機能性食品として、次の報告が知られています。

ビタミンD3サプリメントによる自閉症スペクトラム障害改善


ビタミンDによる自閉症スペクトラム障害改善作用



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