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イヌリン型フルクタンによる脂質代謝と糖代謝の改善作用:メタ解析 [2016年09月18日(日)]
今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、イヌリン型フルクタンによる脂質代謝と糖代謝の改善作用を示したメタ解析が報告されていました。
(Eur J Clin Nutr. 2016 Sep 14)


フルクタン(fructan)とは、
フルクトース(果糖)のポリマーで、末端にグルコース(ブドウ糖)を有する多糖の総称です。

菊芋(キクイモ)には、D-フルクトフラノースがβ2→1グリコシド結合で重合した直鎖状フルクタンのイヌリンが豊富に含まれます。

イヌリンの他に、
β2→6グリコシド結合した直鎖状フルクタンのレバンや
β2→1およびβ2→6グリコシド結合の分岐状フルクタンのグラミナンなどに分類されます。


今回の系統的レビューおよびメタ解析では、

イヌリン型フルクタンによる脂質代謝および糖代謝への影響が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Cochrane Library)


2016年1月までのランダム化比較試験(RCT)が対象に検索され、

20報のRCTの607名が解析の対象となりました。


解析の結果、

LDLコレステロールの有意な低下
(平均-0.15; 95%CI: -0.29, -0.02; P=0.03)

が認められました。

また、

層別解析では、

2型糖尿病患者において、イヌリン投与による空腹時インスリン値の有意な低下
(平均-4.01; 95% CI: -5.92, -2.09; P<0.0001)
および
HDLコレステロールの有意な上昇
(0.07; 95% CI: 0, 0.14; P=0.05)
が見出されました。

さらに、
2型糖尿病患者では、

空腹時血糖値の有意な低下が認められています。
( -0.42; 95% CI: -0.90, 0.06; P=0.09)


以上のデータから、

イヌリン型フルクタンによるLDLコレステロールの低下作用、

および、

2型糖尿病患者での糖代謝改善作用が示唆されます。


イヌリン型フルクタンを含む機能性食品素材としては、菊芋(キクイモ)が知られています。

(キクイモは、北米原産のキク科の植物で、ショウガに似た根茎/塊根にイヌリンを多く含みます。

ヤーコンは、南米原産のキク科の植物で、サツマイモのような根茎を有しており、

それそれ別物です。)



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