サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の改善:メタ解析 [2016年09月23日(金)]
消化器病研究の専門ジャーナルに、オメガ3系必須脂肪酸による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の有用性を検証したメタ解析が報告されていました。
(Gastroenterol Res Pract. 2016;2016:1459790.)



非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、肥満やインスリン抵抗性を伴う生活習慣病です。

近年、生活習慣の変化や肥満の増加とともに、

アルコールの摂取量が少ない人に見られる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)の病的意義が問題となっています。


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)は、

単純性脂肪肝と

非アルコール性脂肪性肝炎(NASH:Non-alcoholic steatohepatitis)に分けられ、

後者は肝硬変や肝がんへの進行リスクが問題となります。


NAFLDでは、脂質異常症や高尿酸血症も合併します。


今回のメタ解析では、

NAFLD患者において、

オメガ3系必須脂肪酸の投与による肝臓の脂質、肝逸脱酵素(ALT、AST)、GGT、脂質代謝関連指標(LDL,TG,HDLなど)への作用が検証されました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて、

(MEDLINE/PubMed, EMBASE, the Cochrane Central Register of Controlled Trials, CINAHL, Science Citation Index (ISI Web of Science), CBM, CNKI)

2015年5月までのオメガ3系必須脂肪酸を用いたランダム化比較試験が検索され、

10報がメタ解析の対象となっています。


RCT10報から577名のNAFLD/NASH患者が対象となり、

解析の結果、

オメガ3系必須脂肪酸投与群において、

肝臓の脂質量の改善効果、

GGT値の改善が認められました。

また、TG値とHDL値にも有意な改善が見出されました。

なお、
ALT, AST, TC, LDLには有意差は見出されていません。

以上のメタ解析データから、

NAFLD/NASH患者におけるオメガ3系必須脂肪酸の有用性が示唆されます。


NAFLD/NASHに対する機能性食品素材の有用性を示した報告として、下記の研究が知られています。



コエンザイムQ10による非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)での抗炎症作用


レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)改善作用



レスベラトロールによる非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)でのインスリン抵抗性改善作用



クルクミンによる脂質異常症改善および高尿酸血症作用@NAFLD


非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)に対するショウガの有用性




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