今月の臨床栄養学の専門ジャーナルに、食物繊維の摂取とすい臓がんリスクとの関連を調べたメタ解析が報告されていました。
(Asia Pac J Clin Nutr. 2017 Jan;26(1):89-96.)
食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。
最近の研究では、次の報告があります。
10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析
毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下
食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析
食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下
さて、今回の研究では、
食物繊維の摂取と、すい臓がんリスクとの関連が検証されました。
具体的には、
2015年4月までの主要医学データベースを用いて、
(PubMed and Embase)
すい臓がんリスクに対して、
食物繊維の摂取量で最高群と最低群が比べられています。
コホート研究1報と、症例対照研究3報が抽出され、
解析された結果、
すい臓がんリスクと、食物繊維の摂取との間に有意な強い負の相関関係が見出されたということです。
最高群と最低群の比較では、48%のリスク低下が認められています。
(OR 0.52; 95% CI 0.44-0.61)
また、
用量依存性の解析では、
1日あたり10グラムの食物繊維の摂取により、
すい臓がんリスクが12%低下という相関が見出されています。
(OR; 0.88, 0.84 to 0.92)
以上のデータから、
食物繊維の摂取によるすい臓がんリスク低減作用が示唆されます。
厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。
教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、
補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。
DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。
食物繊維
植物由来の食物繊維を1日目安量あたり5,200mg配合
国民健康栄養調査では、男女とも食物繊維の摂取量が推奨量よりも数グラム程度、少ないことが示されています。
DHC食物繊維1包の追加で不足分を満たすことができます。
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