サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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統合失調症におけるビタミンBサプリメントの有用性:メタ解析 [2017年04月02日(日)]
精神医学の専門ジャーナルに、統合失調症におけるビタミン・ミネラルサプリメントの有用性を検証したメタ解析が、英国と豪州のグループ(University of Manchester, NHS Foundation Trust, Deakin University)から報告されていました。
(Psychol Med. 2017 Feb 16:1-13.)



統合失調症に対して向精神薬が処方されている場合に、

ビタミン類やミネラル類のサプリメントの投与は、栄養素の保健効果や酸化ストレスの減少、神経活動に必須の栄養素の補完療法として有用性が想定されます。


そこで、今回の研究では、

統合失調症の補完療法としてのビタミン・ミネラルサプリメントの働きについて、系統的レビューとメタ解析が行われました。


具体的には、
2016年7月の時点で、
主要医学データベースを用いて、

統合失調症患者の精神症状に対して、

ビタミンサプリメント、ミネラルサプリメント、あるいは、ビタミン・ミネラルサプリメントの作用を調べたランダム化比較試験が検索され、

18報のRCT、832名の患者データが調べられました。


解析の結果、

ビタミンB(B6, B8, B12)サプリメント投与は、

対照群に比べて、

精神症状の有意な減少(改善)を示しました。
[g = 0.508, 95%CI 0.01-1.01, p = 0.047, I 2 = 72.3%]

また、
ビタミンBのRCTで、ITT解析を行った場合も同様の傾向でした。
(g = 0.734, 95% CI 0.00-1.49, p = 0.051)


一方、
統合失調症の陰性症状や陽性症状に関しては、ビタミンB投与での有意差は認められませんでした。
(both p > 0.1)


メタ回帰分析では、

病気の短いほうが、ビタミンBサプリメントの投与による顕著な効果を認めたということです。
(p = 0.001)


なお、その他のビタミン類、イノシトール、ミネラル類では、精神症状への作用での有意差は認められませんでした。


以上のデータから、

統合失調症におけるビタミンBサプリメントの有用性が示唆されます。



これまでの予備的な研究によって、統合失調症の補完療法としてのビタミンやミネラルサプリメントの有用性が示唆されています。

今後の適正使用に向けて、臨床的意義の検証が期待される分野です。



ビタミンB群は、認知症での有用性が示されています。


ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果


脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究


ビタミンBミックス




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