サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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カロテノイドのルテインによる若年者での視機能改善効果 [2017年04月23日(日)]
今月の眼科学の専門ジャーナルに、若年者において、カロテノイド類のルテインによる視力への働きを調べた臨床研究が、米国のグループ(University of Georgia)から報告されていました。
(Invest Ophthalmol Vis Sci. 2017 Apr 1;58(4):2291-2295)



網膜の黄斑色素の量が多いほど、紫外線やブルーライトから眼を守る作用が高いとされています。


黄斑色素を構成するルテインやゼアキサンチンといったカロテノイド系ファイトケミカルの摂取によって、加齢黄斑変性症リスク低下作用が知られています。


日本眼科学会でも、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。


さて、今回の研究では、

ルテイン投与による、MPOD、側抑制過程を介したコントラスト感度への作用が検証されました。


黄斑色素密度(MPOD, Macular Pigment Optical Density; 黄斑色素光学密度)は、黄斑の色素量を測定して評価できる検査値です。

コントラスト感度は、視機能の指標の一つです。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

18歳から25歳の若年者59名を対象に、

・12mgのカロテノイド類投与群:24名、

・24mgのカロテノイド類投与群:25名、

・偽薬投与群:10名

の3群について、1年間の投与が行われ、

MPOD、側抑制の感度、コントラスト感度(at 8 cycles/degree)といった指標が測定されています。


解析の結果、

カロテノイド類投与群では、

投与前と6ヵ月後の比較、

および

偽薬群に比べて、
6ヵ月後と12ヵ月後において、

MPOD、LIS、CSの有意な増加が見出されました。
(P < 0.05 for all)


また、

MPODでの変化と、LISおよびCSとの間には、6ヵ月および12ヵ月の時点で、有意な相関が認められました。
(P < 0.05 for both)


さらに、

CSとLISでの変化は、12ヶ月間にわたり、有意な相関が示されています。
(r = 0.41; P = 0.0014).


以上のデータから、

MPODの増加は、視覚ニューロンの側抑制を亢進し、コントラスト感度を改善させることが示唆されます。




ルテインは、眼科領域のサプリメントとして機能性が確立しています。

具体的には、加齢黄斑変性症の予防に有用であるとして、日本眼科学会のガイドラインでも摂取が推奨されている成分です。

最近では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用


また、
次のような研究も知られています。


ルテインによる肌質改善効果




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眼科領域のサプリメントについて、これまでの研究では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用




オメガ3系脂肪酸によるドライアイ改善作用




魚油サプリメントによるドライアイ改善作用



オメガ3系脂肪酸+抗酸化サプリメントによるドライアイ症状改善作用


オメガ3系必須脂肪酸によるドライアイ改善メカニズム


オメガ3系必須脂肪酸によるマイボーム腺機能不全改善効果




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日本眼科学会も、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。






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