サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2019年12月  >
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
肥満治療におけるスピルリナの有用性 [2017年04月24日(月)]
今月の補完代替医療の専門ジャーナルに、肥満治療におけるスピルリナの働きを調べた臨床研究が、イランのグループ(Tabriz University of Medical Sciences)から報告されていました。
(BMC Complement Altern Med. 2017 Apr 21;17(1):225.)



スピルリナ(Spirulina, Spirulina Platensis)は、食用藻の一種で、タンパク質、ビタミン類、鉄分といった栄養素が豊富に含まれています。

(といっても、主食にするわけではないので、一般的な栄養素をとるため、というよりは、抗酸化作用や抗炎症作用による機能性を想定したサプリメント成分です。)



これまでの研究において、 

スピルリナ投与により、糖尿病や高脂血症(脂質異常症)、高血圧の改善、口腔白板症の改善、抗がん作用、免疫賦活作用などが示されています。


例えば、

スピルリナによる脂質代謝改善作用:メタ解析


という報告があります。



さて、

今回の研究では、

肥満者において、体組成や脂質、食欲、血管内皮機能へのスピルリナの影響が検証されました。


具体的には、


20歳から50歳の肥満者を対象に、

・スピルリナ投与群:29名
(1,000mg/日、分2)

・偽薬投与群:27名

の2群について12週間の投与が行われ、

肥満関連指標や脂質指標

血中VEGF値(血管内皮増殖因子;Vascular Endothelial Growth Factor)などが測定されています。

また、24時間リコール法にて、食欲の調査もVASにて行われています。



解析の結果、


まず、

体重およびBMIは、両群とも減少/低下(改善)しましたが、

スピルリナ投与群での減少が有意でした。
(P < 0.05)

次に、

血中総コレステロール値は、介入群において有意な減少を示しました。
(P < 0.05)


また、

スピルリナ投与群では、

有意な食欲抑制効果が見出されたということです。
(P = 0.008)


なお、
血中VEGF、LDL、TGには、介入による有意な変化は認められていません。

HDLは、両群とも有意に増加しましたが、両群間での有意差は認めませんでした。



以上のデータから、

肥満者に対して、

1日あたり1グラムのスピルリナの12週間の投与により、

食欲の抑制および体組成の改善、一部の脂質指標の改善作用が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。


なお、肥満やメタボリック症候群の予防や改善は、食事と運動です。


DHCでは、

肥満・糖尿病・アンチエイジング・ヘルシーエイジング(健康長寿)のための食事として、

「‘ゆるやか’糖質制限」(緩やかな糖質制限食・低炭水化物食)を推奨しています。




DHCの製品で、低炭水化物食・低GI食・低GL食に相当するのは、


DHCプロティンダイエット
です。



DHCプロティンダイエットは、減量のため、あるいはリバウンド予防のための食品(フォーミュラ食・置き換え食)として考えられていますが、


コエンザイムQ10やポリフェノール、食物繊維などの機能性食品成分を含んでおり、

ヘルシーエイジングのための低カロリー・低炭水化物食品として、食事代わりに利用できます。







クロレラやスピルリナに関する研究として、次のような報告があります。


クロレラによるQOL改善作用@乳がん患者



クロレラによる血管機能改善作用


クロレラによる抗酸化作用@日本人高齢者


クロレラによる血管内皮機能改善作用



クロレラによる抗酸化作用@喫煙者



妊婦におけるクロレラサプリメントの効果




スピルリナの抗酸化作用 



スピルリナによる免疫賦活作用




スピルリナによる糖尿病治療薬の副作用軽減




スピルリナによる脂質代謝改善作用:メタ解析




DHCでは、

クロレラ



スピルリナ






を製品化しています。






------------------------------------------------------------------
DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。

地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



DHCが日本のサプリを健康にします。


「DHCの遺伝子検査 元気生活応援キット」で体質や疾患感受性を判定


サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------



posted at 23:54 | この記事のURL
この記事のURL
http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/3996
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る