サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ピクノジェノール由来ポリフェノールは関節内の滑液に移行する [2017年05月04日(木)]
栄養学の専門ジャーナルに、変形性膝関節症に対するピクノジェノールの作用機序を検証した臨床研究が、ドイツのグループ(Universität Würzburg)から報告されていました。
(Nutrients. 2017 Apr 28;9(5).)


ピクノジェノールは、フランス海岸松に由来する機能性食品素材で、フラボノイド類が主成分です。


フラボノイド類による抗炎症作用や抗酸化作用を介した効果が示されており、生活習慣病の予防からアンチエイジング医学まで、広く利用されています。

先行研究では、
複数のランダム化比較試験により、
ピクノジェノールによる変形性膝関節症の症状軽減効果が報告されています。


さて、今回の研究では、

ピクノジェノールの成分あるいは代謝物が生体内でどのように分布するか、体内動態の検証が行われました。

具体的には、

変形性膝関節症により、膝関節形成術(人工膝関節全置換術)の施行予定の患者33名を対象に、

・ピクノジェノール200mg投与群

・非投与群

の2群について、
外科手術前の3週間の介入が行われ、

血液および関節液(滑液)の検体の成分解析が行われました。


解析の結果、

まず、
ポリフェノールの薬物動態に関して、顕著な個人差が認められました。

血球成分では、
カテキンとタクシフォリンが主に検出され、

関節液中には、

微生物カテキン代謝物(δ-(3,4-dihydroxy-phenyl)-γ-valerolactone)、
フェルラ酸、
カフェ酸、
が主要な代謝物として検出されています。


なお、
タクシフォリンは、

ピクノジェノール投与群において、

血中および関節液中に見出されています。


非投与群では、
タクシフォリンは見出されておらず、
血中フェルラ酸も検出されていません。


ピクノジェノール由来のポリフェノールは、

ピクノジェノール投与によって、血液中、血球中、関節液(滑液)中に分布が見出されました。

以上のデータから、

ピクノジェノールの経口摂取により、その代謝成分が、血液中から関節液(滑液)中にも分布することが示唆されます。

本研究は、ピクノジェノールによる変形性膝関節症への有用性において、作用機序を考えるために重要な知見と考えられます。




DHCでは、安全性・有効性・経済性(費用対効果)に優れた
ピクノジェノール
を製品化しています。




変形性膝関節症に対して、


最近の研究では、次の報告があります。


変形性膝OAの疼痛に対してグルコサミン+コンドロイチンはセレコキシブと同等の効果



グルコサミン・コンドロイチンの関節裂隙狭小化抑制効果




グルコサミン・コンドロイチンによる関節軟骨保護作用@膝関節症





コンドロイチンによる変形性膝関節症改善作用




グルコサミンはNF-κBを抑制し抗炎症作用を示す



グルコサミン・コンドロイチン利用者は炎症マーカーが低い




グルコサミンによる寿命延長効果




グルコサミンはジアセレインと有効性が同じで、副作用が少ない:メタ解析



DHCでは、関節機能訴求に関連したサプリメントとして、次の製品を扱っています。




パワーグルコサミン




極らくらく



らくらく(グルコサミン、コンドロイチン、II型コラーゲン、CBP、MSM(メチルスルフォニルメタン)、コラーゲンペプチド、ヒドロキシチロソール)



グルコサミン



コンドロイチン



グルコサミン&コンドロイチン



II型コラーゲン+プロテオグリカン




グルコサミンは、変形性膝関節症などの関節疾患に広く利用されているサプリメントです。



作用メカニズムとして、アミノ糖であるグルコサミンが関節軟骨の成分であることから、構成成分を経口摂取することによる直接的な修復機構が想定されていました。



一方、最近の研究では、グルコサミンやコンドロイチンは、情報伝達機構における調節因子であることが示されており、変形性膝関節症に対する改善効果のメカニズムとして、構成成分自体を直接摂取する作用というよりは、シグナル伝達物質を摂取することによる作用が考えられています。



膝OAなどの変形性関節症に対して、
サプリメントでは、グルコサミンやコンドロイチンが最もエビデンスが豊富であり、欧州の学術団体EULARではグレードAの推奨になっています。
(一方、ACRではGAIT1のみを解析対象としたため、偽陰性データのバイアスによってネガティブになっています。)


2014年以降に発表された最新の研究—MOVES研究やLEGS研究--では、

グルコサミンやコンドロイチンの効果が示されています。





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