サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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亜麻仁(アマニ)による減量と体組成改善効果:メタ解析 [2017年06月24日(土)]
今月の肥満研究の専門ジャーナル(電子版)に、亜麻仁(アマニ)サプリメントによる体重および体組成への働きを検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Obes Rev. 2017 Jun 21)



亜麻仁(アマニ、フラックスシード)は、オメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸の他、リグナン類、食物繊維などが含まれており、

抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果が示されています。

(植物である亜麻の種子=仁で、亜麻仁/フラックスシードです。

米国などではシリアルやベーグルなどによく使われています。)


また、亜麻仁油/フラックスシードオイルは、植物性のオメガ3系必須脂肪酸なので、
ベジタリアン向けのサプリメントとして、EPAやDHAの代わりにも広く利用されています。

(ただし、EPAやDHAへの転換効率が、ヒトでは低いので、EPAやDHAの代わりにはなりませんが。)


先行研究では、

メタボリック症候群に対する亜麻仁の有用性

といった報告があります。


さて、
今回の研究では、

亜麻仁/フラックスシードによる体重や体組成への作用が検証されました。

具体的には、主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Medline via Ovid, SCOPUS, EMBASE and ISI Web of Sciences databases)

2016年11月までに収載された研究が検索され、

合計45報のRCTが解析の対象となりました。


メタ解析の結果、

亜麻仁サプリメント投与によって、

体重の有意な減少、
(WMD: -0.99 kg, 95% CI: -1.67, -0.31, p = 0.004),

BMIの有意な減少、
(WMD: -0.30 kg m-2 , 95% CI: -0.53, -0.08, p = 0.008)

ウエスト周囲長の有意な減少
(WMD: -0.80 cm, 95% CI: -1.40, -0.20, p = 0.008)

が見出されました。



サブ解析の結果、

亜麻仁(whole flaxseed)を1日あたり30グラム以上摂取した群、

12週間以上投与した群、

被験者のBMIが27以上の群において、

体組成への好影響が見出されました。


以上のデータから、

亜麻仁(Whole flaxseed)による肥満者の減量や体組成の改善への有用性が示唆されます。


先行研究でも有用性が示されています。



フラックスシード(亜麻仁)による降圧作用:メタ解析




近年の研究によって、DHAやEPAといったオメガ3系脂肪酸が、動脈硬化抑制作用や抗うつ作用など多彩な働きを有することが示されています。

一般に、青魚がDHAやEPAの豊富な食材として知られており、オメガ3系脂肪酸の供給源として魚油サプリメントが利用されます。

一方、体内の代謝経路では、アルファリノレン酸がEPAおよびDHAの前駆体であることから、魚類の摂取が少ない場合の代替サプリメントとして、亜麻仁油(フラックスシードオイル)などが推奨されることがあります。

ただし、体内では、アルファリノレン酸からEPA,DHAへの転換効率が低いため、臨床的に有意な量が摂取できるかどうか、議論が続いています。


(なお、EPAやDHAの前駆体であるという以外に、アルファリノレン酸には、独自の作用もあると考えられます。サプリメントの研究では、アルファリノレン酸としての投与による働きも報告されています。)



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