サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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コーヒーの摂取が日本人男性の骨髄異形成症候群リスクを半減 [2017年11月07日(火)]
がん研究の専門ジャーナル(電子版)に、日本人において、コーヒーおよび緑茶の摂取と、急性骨髄性白血病(AML)、骨髄異形成症候群(MDS)のリスクとの関連を調べた疫学研究が、愛知県がんセンターのグループから報告されていました。
(Int J Cancer. 2017 Oct 27.)



これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。


日本でも、次の研究があります。


3杯のコーヒーで脳腫瘍が半減する@日本人

コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。


さて、
今回の研究では、

日本人において、

コーヒーおよび緑茶の摂取と、急性骨髄性白血病(AML)および骨髄異形成症候群(MDS)のリスクとの関連が検証されました。


具体的には、

研究登録時に40−69歳の95,807名の日本人(男性45,937名、女性49,870名)を対象に、

2012年までの18年間、フォローアップが行われ、

コーヒーおよび緑茶の摂取と、AML、MDSのリスクが検証されました。

1,751.956患者年から、

AML85例、MDS70例が見出されました。

まず、

コーヒーの摂取とAML、

緑茶の摂取と、AML、MDSの間に有意な相関は見出されませんでした。


一方、

コーヒーの摂取と、MDSリスクに関しては、

男性の間で有意な負の用量依存的な相関が見出されたということです。



対照:コーヒー非摂取群として、

1週間あたり 1-4回摂取群では、17%のリスク低下
(HR=0.83, 95% CI: 0.43-1.62)

1日1杯以上の摂取群では、53%のリスク低下
(HR=0.47, 0.22-0.99, p for trend=0.049)

という相関です。





これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と死亡率の関係@日系アメリカ人


コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制




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