サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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イチョウ葉エキス(EGb 761)による認知症の周辺症状改善作用:メタ解析 [2017年11月10日(金)]
精神医学の専門ジャーナルに、認知症の周辺症状(BPSD)に対するイチョウ葉エキス製剤(EGb 761)の有用性を示した系統的レビュー/メタ解析が、欧州(スイス、ドイツ)のグループから報告されていました。
(Int Psychogeriatr. 2017 Sep 21:1-9)



イチョウ葉エキスは、抗酸化作用や血小板凝集抑制作用、循環改善作用を有し、認知症の予防や閉塞性硬化症の改善に用いられるハーブサプリメントです。


イチョウ葉エキスには、特有のフラボノイド系ファイトケミカルが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用、血小板凝集作用などを介して、効果を発揮します。


これまでに多くの臨床研究が行われており、認知症などに対して有効性と安全性が示されています。


(イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ)

(イチョウ葉エキスの有効性と安全性)

(イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用)

(イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー)


さて、
今回の研究では、

認知症の周辺症状(BPSD)に対するイチョウ葉エキス製剤EGb 761®の有用性が検証されました。

具体的には、

20週以上の投与期間で、
認知症(アルツハイマー病、脳血管型認知症)の周辺症状(BPSD)(NPIのスコアが6以上)に対するEGb 761®の作用を調べたランダム化偽薬対照比較試験が抽出され、

4報から、
1628名の患者 (EGb 761投与群814名、偽薬群814名)を対象にした22あるいは24週間の介入試験が解析対象となりました。



すべてのRCTから(EGb 761®, 796 名; 偽薬群, 802 名)のデータが解析された結果、

EGb 761投与群では、偽薬群に比べて、

総スコアおよび10項目の各スコアにおいて、有意な改善作用が認められたということです。


また、

介護者のストレススコアの点では、

妄想/幻覚/多幸以外のすべての症状において、

偽薬群に比べて、

イチョウ葉エキス投与群での改善が見出されました。


イチョウ葉エキスの効果は、

主に、試験開始時に認められた症状にて、改善効果が示されました。

また、複数の症状の発生率も減少しています。


以上のデータから、

イチョウ葉エキス製剤EGb 761®の投与による認知症の周辺症状の改善効果が示唆されます。


先行研究では、

イチョウ葉エキスによる認知症の周辺症状改善効果:系統的レビュー

があります。

DHCでは、下記の製品があります。




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