サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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コーヒーの摂取による子宮体がんリスク低下:メタ解析 [2017年11月11日(土)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、コーヒーの摂取と、子宮体がん(子宮内膜がん)リスクとの関連を検証したメタ解析が、イタリアのグループから報告されていました。
(Nutrients. 2017 Nov 9;9(11).)



これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。


日本でも、次の研究があります。


3杯のコーヒーで脳腫瘍が半減する@日本人

コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。



さて、

今回の研究では、

コーヒーの摂取と、

子宮体がん(子宮内膜がん)リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースから、
(PubMed and EMBASE)

12報の前向きコホート研究が抽出され、

コーヒーの用量依存性との関連が調べられています。

サブ解析では、

閉経やエストロゲン受容体、喫煙、BMIが交絡因子として補正されました。


メタ解析の結果、

コーヒーの摂取の用量依存的に、

子宮内膜がんリスクの低下が認められました。


また、

サブグループ解析では、

コーヒーの摂取による、
閉経後の子宮内膜がんリスクの顕著な減少が見出されました。

1日4杯まで、コーヒーの摂取の増加によって、

子宮内膜がんのリスクが20%低下するという相関でした。
(RR 0.80; 95% CI 0.72 to 0.89)


閉経後の女性のがんリスクでは、

24%低下するという相関が見出されています。
(RR 0.76; 95% CI 0.69 to 0.83).


以上のデータから、

コーヒーの摂取が、用量依存的に、子宮内膜がん(子宮体がん)リスクを低減するという関連が示唆されます。




これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。



例えば、次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と死亡率の関係@日系アメリカ人


コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制




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