平均的な日本人は、カルシウムの摂取が不足しています。
特に女性では、カルシウム・マグネシウム不足による骨粗鬆症リスクは大きな問題であり、
65歳以上の女性が要介護・要支援となる主な理由に、
骨折・転倒
があります。
一方、
カルシウムサプリメントについて、過剰摂取への懸念や誤解をよく聞きます。
日本人成人は、男性も女性も、全年齢層にわたって、カルシウムもマグネシウムも不足しており、DHCのサプリメントを目安量通りに利用すれば、カルシウムサプリメントの過剰摂取が問題になることはありません!
カルシウムサプリメントが心臓病リスクを上げるというような情報がネット上に氾濫していますので、
改めて、
内科学の専門ジャーナルで、
カルシウムの摂取と、心血管リスクとの関連を検証したメタ解析を読んでみました。
(Ann Intern Med. 2016 Dec 20;165(12):856-866.)
今回のレビューでは、
健常な成人において、
カルシウム摂取と、心血管リスクとの関連が検証されました。
具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE; Cochrane Central Register of Controlled Trials; Scopus, EMBASE)
1966年から2016年7月までの関連論文(ランダム化比較試験、前向きコホート研究、症例対照研究)が検索され、
カルシウム摂取、
あるいは、
カルシウムとビタミンDの併用と、
心血管疾患リスクとの関連が検証されました。
RCT 4報(10論文)、
観察研究27報が解析の対象となりました。
解析の結果、
カルシウムサプリメントの摂取群
あるいは、
カルシウムとビタミンDサプリメントの併用投与群、
偽薬投与群のいずれの群間でも、
心血管イベントあるいは心血管死亡に関して有意差は認められませんでした。
コホート研究では、
カルシウムの総摂取量、食事からのカルシウムの摂取、カルシウムサプリメントの摂取の用量と、
心血管死亡率に関する用量依存との関連は認められませんでした。
また、
脳卒中リスクや脳卒中死亡率との関連も認められませんでした。
以上、今回のメタ解析データから、
論文著者らは、
健康な成人において、
1日あたり2,000mg〜2,500mgまでのカルシウム摂取は、
心血管疾患リスクを上げることはない、
と考察しています。
骨の健康維持には、カルシウム、マグネシウム、ビタミンD、ビタミンKが大切です。
平均的な日本人の食生活では、カルシウムもマグネシウムも不足しています。
DHCでは、カルシウムマグサプリメントをお勧めしています。
カルシウム/マグ
1日3粒あたり
カルシウム360mg、
マグネシウム206mg、
ビタミンD(ビタミンD3)〈88IU〉2.2μg、
CPP(カゼインホスホペプチド)9.7mg
最近の研究では、下記の報告があります。
肥満女性のサルコペニアに対する低カロリーのタンパク食の有用性
サルコペニア予防に対するミネラルの有用性:レビュー
DHCでは、
ビタミンD3サプリメントを製品化しています。
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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。
はじめまして、DHC健康食品です
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サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報
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