今月の臨床栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、日本人高齢女性において、大豆及び大豆イソフラボンの摂取による認知症/認知障害リスクへの作用を検証した研究が、徳島大学や国立長寿医療研究センターなどのグループから報告されていました。
(Eur J Clin Nutr. 2018 Jan 18)
健康寿命延伸のために、最も重要となるのは認知症対策です。
H28年の厚労省のデータでは、要介護・要支援の原因の第1位が、認知症となり、それまで第1位であった脳卒中は第2位となっています。
さて、今回の研究では、
日本人高齢者において、大豆の摂取と、認知障害/認知症リスクとの関連が検証されました。
具体的には、NILS-LSAという縦断研究のデータから、
試験登録時に60-81歳の男性403名、女性373名が対象となり、
3日間の食事調査、認知機能検査(MMSE)が調べられています。
(NILS-LSAとは、「国立長寿医療研究センター・老化に関する長期縦断疫学研究(National Institute for Longevity Sciences - Longitudinal Study of Aging: NILS-LSA)」であり、老化・老年病予防を目的とした長期縦断疫学研究です。)
認知機能検査(MMSE)では、23未満を認知障害としました。
解析の結果、
女性において、
豆類の総摂取量、大豆の摂取量、大豆イソフラボンの摂取量が多いと認知機能障害リスクが有意に低下する、
という関連が見出されたということです。
(1SD増加あたりのORは、それぞれ、0.48 (0.28-0.81; p = 0.006), 0.51 (0.32-0.83; p = 0.007), 0.55 (0.32-0.93; p = 0.026))
以上のデータから、
日本人高齢女性において、
大豆の摂取及び大豆イソフラボンの摂取が多いと、
認知症/認知障害リスク低減作用が示唆されます。
DHCでは、
大豆イソフラボン、
プエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの
複合サプリメントなどを製品化しています。
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機能性食品・サプリメントの中で、ヒト臨床研究によって、認知症改善作用が示されているのは、次の成分です。
イチョウ葉エキスによる認知症への効果:メタ解析
イチョウ葉エキス
イチョウ葉エキス製剤による認知症の症状改善作用
イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ
イチョウ葉エキスの有効性と安全性
イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用
イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー
PS(ホスファチジルセリン)サプリメント
PS(ホスファチジルセリン)による認知機能改善作用
エクストラヴァージン(バージン)オリーブオイル
エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果
大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析
・ビタミンB群
ビタミンB群投与による脳萎縮(灰白質萎縮)抑制効果と認知機能低下抑制効果
脳萎縮進行抑制効果を示した臨床研究
オメガ3系必須脂肪酸とαリポ酸によるアルツハイマー病の進行抑制効果
一般に、認知機能への効果を期待する場合には、
ビタミンB群、オメガ3系脂肪酸(
EPAや
DHA)、
イチョウ葉エキスといったサプリメントを比較的長期間(数ヵ月以上)に利用することが必要と考えられます。
また、ウコン・クルクミンによる認知症改善作用も報告されています。
DHCでは、
複合サプリメントも製品化しています。
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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。
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