サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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クランベリー果汁による内分泌代謝改善作用@肥満者 [2018年03月04日(日)]
栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、低カロリー高ポリフェノールのクランベリー果汁摂取による抗炎症作用と抗酸化作用、脂質代謝改善作用を示した臨床研究が、米国のグループ(Washington State University)から報告されていました。
(Eur J Nutr. 2018 Feb 23.)


クランベリーやブルーベリーなどベリー類には、ポリフェノールが含まれており、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防が知られています。


今回の研究では、

過体重/肥満以外は健康な被験者において、

低カロリーのクランベリー果汁による酸化や炎症、内分泌代謝系への作用が検証されました。


具体的には、

過体重あるいは肥満(上半身肥満/腹部肥満)の男女(30-70 years; BMI 27-35 kg/m2)の78名を対象に、


ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

・低カロリー/高ポリフェノールのクランベリー果汁450mL、

・対照群450mL

の8週間の介入が行われ、

介入の前後で、糖代謝、脂質代謝、酸化指標などが測定されました。


解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

クランベリー果汁の単回投与群では、

エンドセリン1の低下、NOの上昇、還元型/酸化型グルタチオン比の上昇、インターフェロンγの上昇が認められました。
(P&#8201;<&#8201;0.05)


次に、

クランベリー果汁の8週間の投与後では、

偽薬投与群に比べて、

空腹時CRPの有意な低下、

インスリン値の有意な低下、

HDLコレステロール値の有意な上昇(P&#8201;<&#8201;0.05)が見出されました。


以上のデータから、

肥満/過体重の状態において、

低カロリー・高ポリフェノールのクランベリー果汁飲料の摂取による抗酸化作用・抗炎症作用および糖代謝・脂質代謝の改善作用が示唆されます。



ブルーベリーおよびクランベリーについては、下記の研究があります。


メタボリック症候群でのブルーベリーによる抗炎症作用




ブルーベリーによる糖代謝改善作用 




ブルーベリーによる抗炎症作用




ブルーベリーによる認知機能・記憶能改善作用
 



ブルーベリーが心血管リスクを抑制する




クランベリーが尿路感染症を予防する:メタ解析




男性におけるクランベリーの働き



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