サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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葉酸サプリメント摂取による糖代謝への好影響:メタ解析 [2018年03月06日(火)]
疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、葉酸サプリメントによる糖代謝への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が、香港のグループ(University of Hong Kong)から報告されていました。
(Ann Epidemiol. 2018 Feb 10.)


タンパク質の代謝過程で生じるアミノ酸のホモシステインは、動脈硬化や認知症のリスク因子です。

葉酸は、ホモシステインをメチオニンに代謝することで、血中ホモシステイン値を低下し、生活習慣病リスク低減作用があります。


また、
観察研究では、高ホモシステインと、糖尿病のリスクとの相関が示唆されています。

また、3報を対象にしたメタ解析では、葉酸によるHbA1cの低下作用が


そこで、今回のメタ解析では、

葉酸サプリメントを用いたランダム化比較試験を用いて、糖代謝への作用が検証されました。


具体的には、主要医学データベースを用いて、
(PubMed)

2017年2月3日までに報告された、

葉酸("folate" or "folic acid")と、糖代謝関連指標を調べたランダム化比較試験が検索され、


18報、21,081名の被験者(糖尿病患者及び非糖尿病の被験者)が解析となりました。


解析の結果、

葉酸投与によって、

空腹時血糖値の有意な低下、
(-0.15 mmol/L, 95% CI -0.29 to -0.01)

インスリン抵抗性の有意な改善、
(HOMA-IR -0.83, 95% CI -1.31 to -0.34)

インスリン値の有意な低下、
(-1.94 μIU/mL, 95% CI -3.28 to -0.61)

が見出されました。

ただし、
糖尿病やHbA1cについては、有意差は見出されませんでした。


以上のメタ解析データから、

葉酸摂取による糖代謝への好影響が示唆されます。


今後、さらに検証が期待される分野です。


認知症予防のために葉酸をサプリメントで400マイクログラム摂りましょう!





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