新潟市には、
DHC酒造があるので、酒蔵も案内していただきました。
さて、本日の私的なお勉強日記です。
日本人男性において、発酵大豆食品の摂取による炎症マーカー抑制作用を示した研究が、徳島大学のグループから報告されていました。
(J Med Invest. 2018;65(1.2):74-80.)
疫学研究では、
大豆および大豆食品の摂取により、心血管疾患、がん、骨粗鬆症といった生活習慣病のリスク低減作用が示唆されています。
今回の研究では、日本人において、異なる大豆食品の摂取と、炎症マーカーとの関連が調べられました。
具体的には、
横断研究として、
20歳から64歳の日本人1,426 名 (男性1,053名、 女性373 名)を対象に、
12種類の大豆食品の摂取と、
炎症マーカー(hs-CRP、IL-6, IL-18)との関連が調べられています。
解析の結果、
発酵大豆食品の総摂取量は、男性でのIL-6値と有意な負の相関が認められました。
(Q1:1.03 pg/mL, Q5:0.94 pg /mL;P for trend = 0.031)
また、
男性において、
IL-6値は、
味噌の摂取と負の相関、
(β = -0.068;p = 0.034)
醤油の摂取と負の相関
(β = -0.074;p = 0.018)
が認められました。
以上のデータから、
日本人男性において、
発酵大豆食品の摂取と、IL-6との間の有意な負の相関が示唆されます。
大豆など植物性食品の一部には、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカルの1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気の他、さまざまな生活習慣病に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。
最近の研究として、次の報告が知られています。
大豆イソフラボンによる大腸がんリスク低下:メタ解析
大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析
イソフラボンによる前立腺がんリスク低下作用@日本人男性
大豆の摂取が多いと乳がんリスクが低下@日本人女性
大豆イソフラボンによる認知機能改善効果@メタ解析
イソフラボンの摂取が多い乳がん患者は死亡率が低い:多民族コホート研究
大豆食品の摂取が2型糖尿病リスクを低減:ベトナム
大豆及びイソフラボンが日本人高齢女性の認知障害リスクを抑制する
DHCでは、
大豆イソフラボン、
プエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの
複合サプリメントなどを製品化しています。
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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。
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