サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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アロマが閉経後の女性の性機能を改善する:メタ解析 [2018年05月23日(水)]
婦人科学の専門ジャーナルに、閉経後の女性の性機能に対するアロマセラピーの作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(J Menopausal Med. 2018 Apr;24(1):56-61.)

アロマセラピーは、安全性が高い補完療法の一つであり、

疼痛や不眠症などさまざまな病態に広く利用されています。


今回の研究では、閉経後の女性での性機能に対するアロマセラピーの作用について、レビューとメタ解析が行われました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE and Scopus databases and the Cochrane Library)

2017年12月までに収載された論文が対象となり、


3報が解析されました。


メタ解析の結果、

対照群に比べて、

アロマセラピー群では、

性欲の有意な亢進が見出されたということです。

(SMD = 0.56; P < 0.001; heterogeneity; I2 = 42%; P = 0.141)


なお、1報では、

アーモンド精油(芳香吸入)群と、
ネロリ精油(芳香吸入)群との介入で、血中エストロゲン値に有意な変化は見出されませんでした。


今回のメタ解析から、

ネロリ精油あるいはラベンダー精油のアロマセラピー(芳香療法)、

あるいは、

ラベンダー、フェンネル、ゼラニウム、ローズの複合精油のアロマセラピーにより、

閉経後の女性の性欲の亢進作用が示唆されます。



なお、エストロゲンの変化は見出されておらず、作用機序についての解明が必要なこと、

ITT解析などが行われておらず、質の高い研究による更なる検証が必要なことといった課題も示されました。





アロマテラピーは、安全性が高く、補完療法として様々な分野に用いられています。



最近の研究では、

アロマセラピーによる認知症改善作用



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。



なお、
日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。







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