サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ダークチョコレートが視力を改善する!? [2018年05月26日(土)]
アメリカ医師会の眼科ジャーナル(電子版)に、チョコレートの摂取による視力およびコントラスト感度への作用を検証した臨床研究が、米国のグループ(University of the Incarnate Word Rosenberg School of Optometry)から報告されていました。
(JAMA Ophthalmol. 2018 Apr 26.)



チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノール(フラボノイド類)は、

抗炎症作用や抗酸化作用を介した生活習慣病リスク低減効果が知られています。

また、血管内皮細胞由来のNO産生亢進を介して、高血圧改善作用を示します。


これまでの疫学研究や臨床試験では、高血圧症の改善、心血管疾患(動脈硬化性疾患)リスクの低減、抗がん作用などが報告されています。

特に、ダークチョコレートによる心血管リスク低減作用は確立しているといいでしょう。

ココア/カカオポリフェノールの高血圧改善効果:コクランレビュー





ダークチョコレートの摂取は、血流や気分、認知機能への好影響が示唆されています。

しかし、ダークチョコレートによる視機能への作用は明確ではありません。


そこで、今回の研究では、

ダークチョコレートとホワイトチョコレートの短期間の摂取による、

視力及びコントラスト感度への作用が検証されました。



具体的には、

2017年の6月から8月にかけて、

ランダム化一重盲検クロスオーバー法にて、

被験者30名を対象に、
(男性9名、女性21名、平均年齢26歳±5)

ダークチョコレートと、ホワイトチョコレートをそれぞれ摂取させ、

1.75時間後に、

視力(in logMAR units)および

コントラスト感度
[logCS units]

が調べられています。


解析の結果、

まず、

ダークチョコレート摂取後では、

ミルクチョコレート摂取群に比べて、

スモールレター・コントラスト感度の有意な亢進が見出されました。

(ダークチョコレート;mean [SE], 1.45 [0.04] logCS) vs ミルクチョコレート;mean [SE], 1.30 [0.05] logCS; mean improvement, 0.15 logCS [95% CI, 0.08-0.22 logCS]; P&#8201;<&#8201;.001).


また、
ラージレター・コントラスト感度では、

ダークチョコレート摂取後のほうが、

ミルクチョコレート摂取後よりも、亢進傾向が見出されました。(有意差なし)

(mean [SE], 2.05 [0.02] logCS) vs mean [SE], 2.00 [0.02] logCS; mean improvement, 0.05 logCS [95% CI, 0.00-0.10 logCS]; P&#8201;=&#8201;.07)


次に、

視力では、

ダークチョコレート摂取後のほうが、

ミルクチョコレート摂取後よりも、改善傾向が示されています。

(ダークチョコレート;mean [SE], -0.22 [0.01] logMAR; 視力は20/12程度 vs. ミルクチョコレート;mean [SE], -0.18 [0.01] logMAR; 視力は20/15程度; mean improvement, 0.04 logMAR [95% CI, 0.02-0.06 logMAR]; P&#8201;=&#8201;.05)


すべての視機能検査の構成要素の検証では、

ミルクチョコレート摂取後よりも、

ダークチョコレート摂取後のほうが、有意な改善を示したということです。

(mean improvement, 0.20 log U [95% CI, 0.10-0.30 log U]; P&#8201;<&#8201;.001).


以上のデータから、

ダークチョコレートの単回摂取2時間後の時点で、

視力やコントラスト感度の改善作用が示唆されます。

論文著者らは、

現実世界でのパフォーマンスについては、投与期間や作用について、さらに検証が必要であると考察しています。


目の健康維持のための機能性食品成分は、ブルーベリー/ビルベリーと、ルテイン/ゼアキサンチンです。



ルテインは、眼科領域のサプリメントとして機能性が確立しています。

具体的には、加齢黄斑変性症の予防に有用であるとして、日本眼科学会のガイドラインでも摂取が推奨されている成分です。

最近では、次の報告があります。

ルテインによる黄斑色素密度(MPOD)増加作用:メタ解析

ルテインによる視覚処理速度改善作用


また、
次のような研究も知られています。


ルテインによる肌質改善効果




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日本眼科学会も、加齢黄斑変性症治療ガイドラインにおいて、
AMD予防のために、ルテインサプリメントを推奨しています。


DHCは、OTC医薬品も製品化しています。

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ブルーベリー(ビルベリー)に含まれる青紫色の色素・アントシアニンは、
植物に存在する機能性食品成分・ファイトケミカル類の1種です。

アントシアニンは、青紫−赤紫色の色素であり、植物が自らを紫外線や酸化障害、害虫などから守るために産生しており、抗酸化作用や抗炎症作用を有しています。

ブルーベリーに含まれるアントシアニン類は、高い抗酸化作用を有していることから、動脈硬化性疾患などさまざまな生活習慣病への予防効果が示唆されています。


ブルーベリー由来のアントシアニンによる眼精疲労改善効果が広く知られていると思います。


DHCのブルーベリー含有サプリメントとしては、

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があります。





チョコレート、特にダークチョコレートの摂取による軽症から中等度の高血圧改善作用は確立しています。

ココア/カカオポリフェノールの高血圧改善効果:コクランレビュー



また、チョコレートポリフェノールによる血管内皮機能の改善作用も確立しています。

したがって、カカオ/チョコレートポリフェノールの摂取と、脳卒中予防との間には有意な因果関係があると考えられます。

(ただし、脳卒中には、他の因子も関係しますので、今回は男性では検出できなかったと思われます。)

もちろん、糖質や脂質の取りすぎには注意が必要です。




チョコレートの機能性について、次のような研究が知られています。



ココア/カカオポリフェノールの高血圧改善効果:コクランレビュー




病棟でのチョコレートの生存期間



ダークチョコレートによる脂質代謝改善作用@隠れ肥満女性



ダークチョコレートで歩行距離が改善



チョコレートの摂取と脳卒中リスクの低下:前向き研究とメタ解析



ダークチョコレートによる血管内皮機能改善作用



小児の血圧とダークチョコレート



ココアによる抗炎症作用@肥満症




ココア飲料が善玉コレステロールを増加





健康増進・疾病予防という目的では、カカオの含有量が多いダークチョコレートの摂取がポイントです。

また、ココアパウダーを用いたココア飲料では、糖分の過剰摂取に注意が必要です。


チョコレートポリフェノール/フラボノイドによる高血圧改善効果は、メタ解析でも示されています。





DHCでは、
「おいしい食品カテゴリ」で、チョコレート製品を取り扱っています。







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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
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