今月の老年医学の専門ジャーナルに、地域居住の高齢者における筋骨格系の機能と地中海食との関連を検証した系統的レビュー/メタ解析が、ブラジルのグループ(Universidade de Brasilia)から報告されていました。
(J Nutr Health Aging. 2018;22(6):655-663.)
高齢による衰弱、つまり、フレイルは、要支援・要介護となる主な原因です。
地域の元気な高齢者が、要支援になる原因は、第1位が関節の疾患、第2位が高齢による衰弱、第3位が転倒/骨折です。
第2位の「高齢による衰弱」というのは、現在、フレイル(虚弱)という概念と一致し、健康と要支援/要介護の間の未病の状態です。
健康寿命の延伸には、フレイル(虚弱)、サルコペニア(筋肉減少症)、(筋骨格系の)機能障害への対策が重要です。
さて、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、
地中海食の摂取と、地域居住の高齢者におけるフレイル、サルコペニア、機能障害といったアウトカムとの関連が検証されました。
具体的には、
主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, and others)
60歳以上の地域居住者を対象にして、
地中海食の遵守と、
フレイル、機能障害、サルコペニアとの関連を調べた研究が検索され、
12報から20,518名のデータが対象となりました。
解析の結果、
地中海食の遵守と、
フレイルのリスク、
(OR 0.42, 95% CI: 0.28-0.65, I2=24.9%, p=0.262)
および
機能障害のリスク
(OR 0.75, 95% CI: 0.61-0.93, I2=0.0%, p=0.78)
との間にはそれぞれ負の相関が見出されました。
一方、
研究の異質性のため、サルコペニアについてのメタ解析は行われませんでしたが、
コホート研究では、サルコペニアと地中海食の遵守との間に相関はなく、
横断研究では、有意な相関(地中海食の遵守によるサルコペニア予防)がみられました。
以上のデータから、
地域居住の高齢者において、
地中海食によるフレイル予防効果が示唆されます。
高齢者のフレイル(虚弱)予防のためには、たんぱく質、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、HMB、ビタミンDといった栄養素の摂取が推奨されます。
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