サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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小児がん患者での化学療法に伴う嘔気をアロマセラピーが軽減する [2018年07月25日(水)]
今月の小児腫瘍学の専門ジャーナルに、小児がん患者において、化学療法施行時に生じる嘔気に対するアロマセラピーの作用を検証した臨床研究が、米国のグループから報告されていました。
(J Pediatr Oncol Nurs. 2018 Jun 1:1043454218782133)



アロマセラピーは、安全性が高い補完療法の一つであり、

疼痛や不眠症などさまざまな病態に広く利用されています。


小児がん患者において、

化学療法の施行時にみられる悪心・嘔気は、管理が容易ではありません。


今回の研究では、

小児がん患者における化学療法誘導性の嘔気に対するアロマセラピーの作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

小児がん患者49名を対象に、

化学療法施行期間中に、

・ジンジャー(ショウガ)のエッセンシャルオイル(精油)のアロマ吸入(芳香療法)施行群、

・偽薬(水)あるいは対照(Johnson's baby shampoo)群

の2群について、

介入の前後で、

嘔気の指標(Pediatric Nausea Assessment Tool, PeNAT)が測定されています。


解析の結果、

まず、アロマセラピーは、浸襲性がなく、高い許容性が認められました。

ただし、ジンジャーの芳香療法での有意差は検出されませんでした。

次に、
層別解析では、

化学療法施行の前の時点で、

嘔気を感じていたがん患者21名中

指標であるPeNATスコアは、

67%が改善を示し、

5%が悪化、

28%が不変でした。


今回の研究では、

小児がん患者に対するショウガの精油を用いた芳香療法で、3群でのPeNATスコアでの有意差は検出できませんでしたが、

嘔気を感じている患者では7割近くが改善を示しています。


芳香療法としてアロマセラピーは、簡便であり、安全性が高いことから、

補完療法としての利活用が期待される分野です。


アロマテラピーは、安全性が高く、補完療法として様々な分野に用いられています。



最近の研究では、

アロマセラピーによる認知症改善作用



アロマセラピーによる術後の鎮痛効果



アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師



アロマセラピーによる掻痒改善効果@慢性維持透析患者


も示されています。



なお、
日本では、アロマセラピーの精油(エッセンシャルオイル)は雑貨扱いになっており、
品質が玉石混淆です。


したがって、一定以上の品質を有する、質の高いアロマセラピー製品を選ぶ必要があります。


DHCでは、アロマセラピーの関連製品を扱っています。







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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


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