サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ベーチェット病に対するピクノジェノールの働き [2018年08月01日(水)]
今月の血管研究の専門ジャーナルに、寛解期のベーチェット病に対するピクノジェノールの有用性を示した臨床研究が、イタリアのグループ(Chieti-Pescara University)から報告されていました。
(Minerva Cardioangiol. 2018 Aug;66(4):386-390)



ピクノジェノールは、フランス海岸松に由来する機能性食品素材で、フラボノイド類が主成分です。


フラボノイド類による抗炎症作用や抗酸化作用を介した効果が示されており、生活習慣病の予防や改善作用から、アンチエイジング医学まで、広く利用されています。



今回の研究では、

ベーチェット病の寛解期において、ピクノジェノールの働きが検証されました。


具体的には、

寛解期であるにもかかわらず、QOLが低下しているベーチェット病患者34名を対象に、

・ピクノジェノール投与群:1日あたり150mg(分3)、

・対照群:非投与群

の2群について、4週間の介入が行われています。


解析の結果、

ピクノジェノール投与群では、被験者全員が、乾燥や潰瘍による痛みといった症状の有意な軽減(改善)を示したということです。
(P<0.05)

さらに、

ピクノジェノール投与群では、炎症関連マーカーの有意な低下も見出されました。
(ESR, leucocytosis、Pathergyテスト)


以上のデータから、

ベーチェット病の寛解期において、

ピクノジェノール投与による症状の改善や炎症の抑制が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。




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