サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ピクノジェノールによる高血圧改善作用:メタ解析 [2018年08月21日(火)]
公衆衛生学の専門ジャーナルに、ピクノジェノールによる血圧への作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Iran J Public Health. 2018 Jun;47(6):779-787.)



ピクノジェノールは、フランス海岸松に由来する機能性食品素材で、フラボノイド類が主成分です。


フラボノイド類による抗炎症作用や抗酸化作用を介した効果が示されており、生活習慣病の予防や改善作用から、アンチエイジング医学まで、広く利用されています。



今回の系統的レビュー/メタ解析では、

ピクノジェノールサプリメント投与による血圧への作用が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, the Web of Science, the Cochrane library)


2016年5月の時点で収載された関連論文が検索され、

9報のRCTから、549名の被験者データが解析の対象となりました。


ピクノジェノールの投与量は、1日あたり150mgから200mgでした。


解析の結果、

対照群に比べて、

ピクノジェノール投与群では、

収縮期血圧の有意な低下、
(-3.22 mmHg, 95% CI: -6.20, -0.24)

拡張期血圧の有意な低下
(-3.11 mmHg, 95% CI: -4.60, -1.62)

が見出されたということです。


サブ解析では、

高血圧患者、あるいは、12週間以上の介入の群では、

より顕著な降圧作用が認められました。

ただし、この有意差は、よくデザインされた試験では検出できていませんでした。


以上のメタ解析のデータから、

ピクノジェノールによる高血圧への好影響が示唆されます。


ピクノジェノールは、抗酸化作用や抗炎症作用を介した生活習慣病予防効果を有しています。

直接的な降圧作用は強くないと考えられることから、

高血圧症におけるピクノジェノールの補完療法としての臨床的意義の検証が期待されます。



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