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フォーミュラ食(置き換え食)が2型糖尿病の血糖コントロールに有用 [2018年08月23日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、2型糖尿病において、個別化した食事療法としてのフォーミュラ食(置き換え食)による血糖コントロール改善作用を示した臨床研究が、ドイツのグループ(Düsseldorf Catholic Hospital Group)から報告されていました。
(Nutrients. 2018 Aug 4;10(8).)




「肥満症診療ガイドライン2016(日本肥満学会)」では、

・肥満症の食事療法でも必須アミノ酸を含む蛋白質、ビタミン、ミネラルの十分な摂取が必要であり、フォーミュラ食の併用が有用である。
・フォーミュラ食を1日1回だけ食事と交換することでも有効な減量や肥満関連病態の改善を期待できる。

とされています。

DHCのフォーミュラ食は、

DHCプロティンダイエット製品であり、

国内マーケットシェア第1位です。





DHCプロティンダイエットなどのフォーミュラ食(置き換え食)は、

低エネルギー食で、タンパク質とビタミン、ミネラルが含まれており、低糖質食/低炭水化物食ですので、2型糖尿病の血糖コントロールの改善にも有用であると考えられます。


そこで、
今回の研究では、

低糖質フォーミュラ食(置き換え食)による、

血糖自己測定(SMBG)を行っている2型糖尿病患者での血糖コントロールへの作用が検証されました。


具体的には、

血糖コントロール不良の2型糖尿病患者を対象に、

まず、最初の1週間を1300-1500kcalにて、

・中程度の介入群:1日当たり2食置き換えを実施(160名)、

・強度の介入群:1日当たり3食の置き換えを実施(149名)

の2群について介入を行い、

続いて、

2週から4週目にかけて、

両群に、
SMBGの値に応じて、
低炭水化物のランチが導入され、

そして、4週後以降は、12週目まで、朝食も低炭水化物食が導入されました。

さらに、フォローアップ期間として、52週目まで、1日1食の置き換え食がすべての被験者で進められました。

その他、
観察対照群(100名)として、ルーティンケア施行群が置かれています。


アウトカムは、

開始時に比べて、12週間後、52週間後の血糖コントロール指標です。



12週間後の時点で321名(83%)が完了し、

52週間後の時点で279名(72%)が干渉しました。



解析の結果、

介入した両群とも、

12週間以内に、

HbA1c、空腹時血糖値、血圧、体重の有意な改善を示しました。
(all p < 0.001)


なお、これらの指標について、両群間での有意差は認められませんでした。


また、12週間以降で推計されるHbA1減少幅も、介入の両群間での有意差は認められませんでした。


一方、
52週間の時点では、

3食置き換え群においてのみ、

HbA1cの有意な改善が認められ、
(-0.81% [-1.06; -0.55] (p < 0.001))

2食置き換え群と対照群では有意差は検出されませんでした。



以上のデータから、

血糖コントロール不良の2型糖尿病患者において、

血糖自己測定に応じた置き換え食/フォーミュラ食の利用により、血糖コントロール改善作用が示唆されます。


今回の研究では、1日3食の強化食事療法が行われています。

1日3食の置き換えは、肥満治療では入院加療にて行われます。



これに対して、
セルフケアでは、
1日1食あるいは2食の置き換え食が用いられます。






「肥満症診療ガイドライン2016(日本肥満学会)」では、

・肥満症の食事療法でも必須アミノ酸を含む蛋白質、ビタミン、ミネラルの十分な摂取が必要であり、フォーミュラ食の併用が有用である。
・フォーミュラ食を1日1回だけ食事と交換することでも有効な減量や肥満関連病態の改善を期待できる。

とされています。

DHCのフォーミュラ食は、

DHCプロティンダイエット製品であり、

国内マーケットシェア第1位です。



先行研究では、フォーミュラ食/置き換え食の有用性について多くの研究が報告されています。

置き換え食(フォーミュラ食)による肥満での糖代謝改善作用


置き換え食(タンパク質含有フォーミュラ食)による肥満とメタボ指標の改善効果



置き換え食/フォーミュラ食は、リバウンド予防にも有用であることがわかっており、

適宜、継続した利用が推奨されます。





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