食物繊維の摂取によるがんリスク低減作用を検証したアンブレラ・メタ解析が、米国のグループ(National University of Health Sciences)から報告されていました。
(J Chiropr Med. 2018 Jun;17(2):90-96.)
食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。
最近の研究では、次の報告があります。
食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析
食物繊維の摂取による心血管リスク低下効果:メタ解析
今回の研究では、
食物繊維の摂取と、がんリスク低減との関連に関するメタ解析が行われました。
具体的には、
既報のメタ解析を対象にしたアンブレラレビュー/メタ解析として、
主要医学データベース(PubMed)を用いて、
1980年1月1日から2017年6月3日までの収載論文が解析され、
19報のメタ解析が、アンブレラレビューの対象となりました。
解析の結果、
食物繊維の摂取が最低群に比べて、
最高群では、
大腸がん(結腸・直腸がん)、
食道がん、
胃がん、
すい臓がんのリスクが、48%から12%の低減という相関が見出されました。
(RR = 0.52-0.88)
なお、
食道がん、胃がん、すい臓がんのメタ解析では論文の異質性も認められました。
乳がんについては、食物繊維の摂取が多い群では、
7%〜15%の有意なリスク低下作用が見出されました。
(RR = 0.85-0.93).
以上、
今回のアンブレラ・メタ解析では、
食物繊維の摂取による大腸がんなどのリスク低下作用が示唆されます。
食物繊維は、がんをはじめとする生活習慣病のリスク低減に有用です。
最近の研究では、次の報告があります。
食物繊維10gで全死亡率が11%低下:メタ解析
食物繊維の摂取と全死亡率・心血管疾患死・がん死亡の低下
10グラムの食物繊維が膵臓がんリスクを12%低下:メタ解析
10グラムの食物繊維が乳がんリスクを4%低下:メタ解析
毎日10グラムの食物繊維摂取で大腸がんリスクが10%低下
食物繊維含有玄米食による2型糖尿病の血糖コントロール改善作用
厚労省による国民健康栄養調査では、
日本人の男女とも、一日あたりの食物繊維の摂取不足が示されています。
教科書的には、
もっと食物繊維をとりましょう
となりますが、実際に充足されていない状況が何十年も続いているわけですので、
補完的に、健康食品/サプリメントで食物繊維を補い、健康増進や疾病予防に利用することが合理的と考えます。
DHCでは、食物繊維含有サプリメントを製品化しており、1日1包の摂取で、日本人に不足している食物繊維の量が充足できるように設計されています。
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