サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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L-シトルリンによる高血圧改善作用:メタ解析 [2018年09月18日(火)]
今月の高血圧研究の専門ジャーナル(電子版)に、L-シトルリンによる高血圧改善作用を示した系統的レビュー/メタ解析が、イランとイギリスのグループから報告されていました。
(J Hum Hypertens. 2018 Sep 11.)



アミノ酸の1種であるL-シトルリンは、循環改善作用が示唆されており、血管機能の改善、高血圧予防を目的としたサプリメント成分として利用されています。


L-シトルリンは、スイカ抽出物に豊富に含まれます。)



なお、血管内皮機能の維持という作用では、L-アルギニンの効果も知られています。
ただし、L-アルギニンは、一般に、ファーストパスの肝臓で多くが代謝されてしまうので、L-シトルリンを投与するほうが、NO産生やFMD改善といった点でより効果的と考えられます。


先行研究では、次の報告があります。

西瓜(スイカ)サプリメントによる血管機能改善と運動能の向上:レビュー


シトルリンによる勃起障害改善作用


ピクノジェノール+L-シトルリンによる勃起障害(ED)改善効果





さて、

今回の研究では、

L-シトルリンの経口投与による血圧への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、

2018年4月までの収載論文が検索され、


15報、424名のデータが解析の対象となりました。


解析の結果、

L-シトルリンサプリメントあるいはスイカ抽出物投与によって、

収縮期血圧の有意な低下、
(-7.54&#8201;mmHg, 95%CI: -9.44, -5.63; P&#8201;<&#8201;0.001, I2&#8201;=&#8201;14%)

拡張期血圧の有意な低下、
(-3.77&#8201;mmHg, 95% CI: -5.67, -1.86, P&#8201;<&#8201;0.001, I2&#8201;=&#8201;42%)

が見出されました。

一方、

対照群では、有意な変化は認められませんでした。


サブ解析では、


6週間以上の投与期間、

4グラム/日以下の用量、

参加者の開始前の血圧が、130/85mmHg以上

の群において、

収縮期血圧および拡張期血圧の有意な改善が認められています。



以上のデータから、

L-シトルリンによる高血圧改善作用が示唆されます。








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