サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ビタミンCが小児の風邪(上気道炎)の罹病期間を短くする:メタ解析 [2018年12月06日(木)]
臨床薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、小児の風邪(上気道炎)に対するビタミンCの有用性を検証したメタ解析が、フランスのグループ(Clermont Auvergne University)から報告されていました。
(Eur J Clin Pharmacol. 2018 Nov 21.)



風邪(上気道炎)は、小児によくみられる感染症であり、多くがウイルス性です。


今回のメタ解析では、

小児において、
ビタミンC投与による上気道感染症(URTI)に対する予防および罹病期間の短縮効果が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(CENTRAL, Medline and Embase)

2017年10月から2018年1月の間に関連論文が検索され、

3ヵ月から18歳までの(慢性感染症を有していない)小児を対象に、

ビタミンCと偽薬を比較した二重盲検ランダム化比較試験8報が抽出され、

3135名の小児(3ヶ月から18歳)を対象に、

ビタミンCの有用性として、

URTIの罹患率、罹病期間、重症度が調べられました。



解析の結果、

まず、
上気道感染症の罹患率は、両群間に有意差は見出されませんでした。
(ビタミンCは、偽薬群に比べて、URTIの罹患率が25%低い傾向でしたが、有意差はありませんでした。)
(OR = 0.75, 95% CI [0.54-1.03], p = 0.07, I2 = 74%)

一方、

ビタミンC投与により、

URTIの罹病期間は、1.6日間、有意に減少しました。
(standardized mean differences = -0.30 [-0.53; -0.08], p = 0.009, I2 = 70%)


6歳以下の小児では、

ビタミンCサプリメントの効果はエキナセアとの併用により、より顕著に見出されました。


以上のデータから、

小児において、

ビタミンCサプリメントの投与は、上気道感染症(URTI)に対する予防効果は明確ではないものの、

罹病期間を有意に短縮する効果があると考えられます。

小児では、抗生物質などの利用は限定されるべきであり、

ビタミンCの安全性も考えると、

小児のURTIに対して、ビタミンCサプリメントの利用は適切であると考えられます。

特にURTIを繰り返す6歳以下の小児では、ビタミンCの有用性が期待されます。



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