サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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3ヵ月以上のプロトンポンプ阻害薬(PPIs)処方が慢性腎臓病リスクを高める [2019年03月12日(火)]
昨日に続いて、Bad Drugの代表であるプロトンポンプ阻害薬(PPIs)の話題です。


科学誌プロスワンに、プロトンポンプ阻害薬(PPIs)の服用と、慢性腎臓病(CKD)リスクとの関連を示した疫学研究が、スペインのグループ(IdIAPGol)から報告されていました。
(PLoS One. 2018 Oct 17;13(10):e0204231.)


昨日に続いて、プロトンポンプ阻害薬(PPIs)の話題です。

PPIは、胃酸分泌抑制作用が非常に強く、効果が顕著であるため、日本でも米国でも、胃・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎によく処方されています。

胃酸を強く抑制することで、疾患が改善しますが、
腸内細菌叢のバランスが変わり、下痢や腸炎などの副作用を起こすことはよく知られています。

先行研究では、

プロトンポンプ阻害薬(PPIs)が慢性腎臓病リスクを上げる(JAMA)

という報告があります。



今回の研究では、

スペインでの後ろ向きコホート研究として、

プロトンポンプ阻害薬(PPIs)処方と、慢性腎臓病(CKD)リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

2005年1月1日から、2012年12月31日までのデータを用いて、


15歳以上でのPPI処方が調べられ、

CKDは、

eGFRが60 ml/ min/1.73 m2未満、
あるいは、
尿中アルブミン/クレアチニンが30 mg/g以上、

と定義されました。
(フォローアップ期間の最低3ヶ月の期間で2回以上合致した場合にCKD)


解析の結果、

臨床的な交絡因子で補正後、

PPIの処方と、CKDリスクの有意な上昇との相関が見出されました。

コホート研究の開始時点ですでにPPIを処方されていた群では、
18%のリスク上昇、
(HR; 1.18; 95% CI 1.04-1.51)

フォローアップ期間にPPIを開始した群では、
37%のリスク上昇
(HR 1.37; 95% CI 1.25-1.50)

でした。

また、

高用量のPPI処方では、
CKDリスクが92%上昇していました。
(HR 1.92; 95%CI 1.00-6.19)

高用量でのPPI処方のいずれのタイプでも、140%のリスク上昇
(HR 2.40; 95%CI 1.65-3.46)

フォローアップ期間を通じた高用量のPPI処方群でもリスク上昇でした。


CKDリスクは、PPI処方の3ヶ月以降から上昇しており、

処方の開始の3か月後から6ヶ月後にかけて、
CKDリスクは78%上昇、
(HR1.78; 95% CI 1.39-2.25)

6ヶ月後以降では、30%のリスク上昇が認められました。
(HR 1.30; 95%CI 1.07-1.72)


以上のデータから、

PPI服用は、CKDリスク上昇と相関すること、

この相関は、
高用量の投与及び投与3ヵ月以上で顕著になることが示唆されます。


PPIは、胃酸分泌抑制作用が非常に強く、効果が顕著であるため、日本でも米国でも、胃・十二指腸潰瘍や逆流性食道炎によく処方されています。

胃酸を強く抑制することで、疾患が改善しますが、
腸内細菌叢のバランスが変わり、下痢や腸炎などの副作用を起こすことはよく知られています。

一方、PPIの長期連用は、ビタミンやミネラルの不足から、死亡率の減少に至るまで、さまざまな副作用を生じることが指摘されています。
(PPIは、Bad Drugの代表です。)

これまでに、多くの研究によって、医薬品服用によるビタミンやミネラル、コエンザイムQ10の喪失や減少が報告されてきました。



生活習慣病の治療薬を服用中に必要なサプリメント


胃薬(制酸剤、胃酸分泌抑制薬)の長期服用がビタミンB12欠乏を生じる





糖尿病治療薬メトホルミンがビタミンB12欠乏を生じる


そこで、現在では、
生活習慣病の医薬品を服用中の場合、栄養素の喪失や不足に対する保険的な意味合いで、栄養素の充足を担保するために、次のサプリメントの併用が必要です。


@マルチビタミン

Aマルチミネラル


BコエンザイムQ10
(LDLコレステロール降下薬のスタチン剤の服用中には必須です。)



Cオメガ3系必須脂肪酸(EPA、DHA)
EPA
DHA

DビタミンD3サプリメント

Eプロバイオティクス
乳酸菌EC-12 30日分 5,000億個以上の乳酸菌で好調環境キープと元気な毎日を!

ビフィズス菌+オリゴ糖

なお、これらは、健康増進や疾病予防のために、年齢や性別に関わりなく推奨できるベーシックサプリメントでもあります。



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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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