サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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ウコン/クルクミンが脂質代謝とホモシステイン代謝を改善 [2019年03月27日(水)]
栄養学の専門ジャーナルに、若年肥満者において、ウコン/クルクミンによる心血管リスクマーカーへの働きを示した臨床研究が、米国のグループ(University of Kentucky)から報告されていました。
(Nutrition. 2019 Jan 11;62:135-139.)


ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


今回の研究では、

クルクミンのバイオアベイラビリティを亢進させたクルクミン含有サプリメント(CurQfen®)を用いて、

若年肥満者における心血管リスク因子への作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検偽薬対照試験として、

18-35歳の肥満(BMI 30以上)の男性22名を対象に、

・クルクミンサプリメント500mg/日
(フェヌグリーク水溶性食物繊維+クルクミン)

・対照群
(フェヌグリーク水溶性食物繊維)

の2群について、12週間の介入が行われました。

なお、食事と運動についてはそのまま継続とされています。


解析の結果、

12週間の介入の前に比べて、

介入後には、

ホモシステイン値の有意な減少を認めました。

(クルクミン群:投与前12.22 ± 2.29 µg/mL, 投与後: 8.62 ± 1.02 µg/mL、

対照群:投与前 9.45 ± 0.84 µg/mL, 投与後: 11.84 ± 1.63 µg/mL; P = 0.04)


また、
HDLコレステロール値の有意な増加が認められました。

(クルクミン群:投与前 40.77 ± 5.37 mg/dL, 投与後:54.56 ± 11.72 mg/dL、
対照群:投与前 61.20 ± 5.76 mg/dL, 投与後: 48.82 ± 5.49 mg/dL; P = 0.04)


なお、
血糖値、インスリン値、レプチン、アディポネクチン、酸化ストレスマーカーについては、

クルクミン投与群と対照群との間に有意差は見出されませんでした。
(P > 0.05)


以上のデータから、

若年肥満男性において、

クルクミン投与によって、

心血管リスク因子であるホモシステイン値とHDLコレステロール値の改善作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




ウコン/クルクミンについては、次の研究があります。




クルクミンによる耐糖能異常での血糖低下作用:メタ解析




ウコンによる変形性膝関節症への効果:レビュー



重症うつ病に対するクルクミン(ウコン)の効果:メタ解析


ウコン(クルクミン)とボスウェリアによる変形性膝関節症に対する有用性:メタ解析


ウコン+ボスウェリアがAGEs(終末糖化産物)を抑制




ショウガやウコンによる鎮痛作用:メタ解析


DHCでのウコンサプリメントには、下記の製品があります。


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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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