サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示 [2019年04月04日(木)]
ビタミンB群の1つの葉酸は、プレコンセプションケアで必須のサプリメントです。


妊娠前から摂取することで、

神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)や口唇口蓋裂といった先天奇形のリスクを減少させ、


妊娠期間を通じて摂取することで、

不育症や妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、早産、低出生体重児のリスクが減少します。



さらに、産後うつ病や、児の自閉症のリスクを低減させることもわかっています。


これらは、葉酸についての「成分の情報」です。



次に、葉酸サプリメントを選ぶ際には、

葉酸の「製品の情報」について、ある程度のリテラシーが必要です。


アメリカCDCも日本の厚生労働省も、合成葉酸の栄養補助食品(サプリメント)を摂取するように推奨しています。

ところが、日本では、「天然葉酸」として、あたかも天然の食品に由来する葉酸を含むような誤解を与えるサプリメントがあります。


実際、ネットで検索すると、ステマによるでたらめな情報が、検索の上位にきます。

(DHC葉酸についても、ないことないこと書かれており、抗議をして訂正させてもいたちごっこです。)



そこで、改めて、葉酸サプリメントを選ぶ際の注意点について、


拙稿から抜粋を紹介いたします。


ご参考になれば幸いです。


Q.合成葉酸よりも天然由来の葉酸サプリメントのほうがいいのでしょうか?


A.国民生活センターの調査によると、自然素材を使っているとする葉酸サプリメントを分析したところ、実際に含まれていた葉酸は、「食事性葉酸」ではなく、「モノグルタミン酸型の葉酸」であったということです。

1日あたり400㎍の葉酸の含有量を担保するためには、合成葉酸が使われます。天然由来や自然素材という曖昧な宣伝文句や、ネットサイトのステルス・マーケティングに惑わされないようにしましょう。




解説

 ほうれん草や緑茶、レバーなど食材に含まれる食事性葉酸(folate)は、ポリグルタミン酸型葉酸です。

食事から摂取されたポリグルタミン酸型葉酸は、体内でモノグルタミン酸型葉酸に変換され、吸収されます。


 葉酸強化食品やサプリメントには、合成葉酸(folic acid)であるモノグルタミン酸型葉酸が用いられます。


 ところが、原材料に「葉酸」の記載のない銘柄があり、かつ、製品の名称が、あたかも天然由来成分であることを示唆する銘柄もあります。


国民生活センターの調査によると、26銘柄のうち、原材料に「葉酸」の記載のない銘柄、つまり、食材に由来する食事性葉酸であるとも受け取られる製品が、5銘柄ありました。


報告書には、

[「自然素材」をうたっているものや原材料に「葉酸」の記載のないものが、5 銘柄あった。

消費者はこれらの表示から「食事性葉酸」が摂れると考える可能性がある。

そこで、これらの銘柄中の「食事性葉酸」の量を推定するため、HPLC法により「モノグルタミン酸型の葉酸」含有量を調べ、葉酸含有量(総量)中の割合を計算した」

との記載があります。


そして、それらを分析したところ、実際に含まれていた葉酸は、「食事性葉酸」ではなく、「モノグルタミン酸型の葉酸」であったということです。



今日、インターネットで葉酸サプリメントを検索すると、検索上位には、「天然葉酸」サプリメントとうたっているサプリメント製品が表示されます。

これらは、優良誤認を生じる不適切な表示であり、端的に言えば、虚偽表示です。


ネットサイトには、情報提供サイトを装ったステルス・マーケティングの販売サイトがたくさんありますので、注意が必要です。

「天然葉酸」と表示して、あたかも食事性葉酸を含んでいるような誤認を与える製品で、かつ、30日分が3,000円以上のもの(あまり安いと天然葉酸らしくないので、値段は高めの設定になっているようです)は、間違いなく、食事性葉酸ではなく、合成葉酸のモノグルタミン酸型葉酸を含んでいます。



*********

葉酸は、妊娠前からの摂取による神経管閉鎖障害の予防だけではなく、妊娠期間中の摂取により、早産リスク低下作用、低出生体重児のリスク低下、妊娠中毒症のリスク低下、自閉症リスク低下といった働きが示されています。


この作用機序として、葉酸によるDNAのメチル化によるメカニズムが考えられています。

葉酸は、DNAへのメチル化供与体となるビタミンであり、母体の低栄養や葉酸不足では、胎児への供給が不足し,これにより胎児のDNAのメチル化修飾が低下します。


その結果、例えば、脂質代謝関連遺伝子PPARのメチル化修飾が低下してその発現が異常に上昇し,これにより少量の栄養でも生き延びられるエネルギー倹約体質が獲得されるといった、葉酸が関与するエピジェネティックな変化に基づく体質変化のメカニズムが分かってきました。




DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

地方自治体と連携して、葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

【株式会社ディーエイチシー】
健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます




DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
通常価格

\239(税込\258)




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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、

妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、

妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。

(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート








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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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