サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2019年05月  >
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
ビタミンDがアスリートの下肢筋力を強化する:メタ解析 [2019年05月08日(水)]


科学誌プロスワンに、ビタミンDサプリメントによるアスリートの上下肢の筋力への作用を検証したメタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(PLoS One. 2019 Apr 30;14(4):e0215826.)


ビタミンDは、腸管からのカルシウム吸収を促進することから、骨の健康に有用であることが知られています。

一方、
骨格筋にも、ビタミンD受容体が存在することから、ビタミンDが、骨格筋に直接作用することが考えられています。

実際、ビタミンDサプリメントが転倒リスクを低減することが報告されています。


これまでの研究では、

運動選手/アスリートにおけるビタミンDサプリメントの筋力や筋機能への作用についてさまざまなデータが示されてきました。


そこで、今回の研究では、

ビタミンDサプリメントによるアスリートの筋力への作用についてメタ解析が行われました。


具体的には、
主要医学データベースを用いて
(PubMed, EMBASE, Cochrane Library, Web of Science)

ランダム化比較試験(RCT)あるいは対照試験が検索され、

8報のRCTから、アスリート284名のデータが解析の対象となりました。

解析の結果、

まず、

全般的な筋力アウトカムでは、

ビタミンDサプリメントによる有意な影響は検出されませんでした。
(SMD 0.05, 95% CI: -0.39 to 0.48, p = 0.84)

次に、

サブグループ解析では、

ビタミンDサプリメント投与群において、

下肢筋力の有意な亢進が見出されました。
(SMD 0.55, 95% CI:0.12 to 0.98, p = 0.01)

一方、
上肢筋力や
(SMD -0.19, 95% CI:-0.73 to 0.36, p = 0.50)

筋の瞬発力では、
(SMD 0.05, 95% CI:-0.24 to 0.34, p = 0.73)

有意差は検出されませんでした。


ビタミンDサプリメントの効果は、

室内トレーニングのアスリートにおいて、

より顕著に見出されたということです。
(SMD 0.48, 95% CI:0.06 to 0.90, p = 0.02)



以上のデータから、

アスリートにおいて、

ビタミンDサプリメントの投与による下肢筋力の強化作用が示唆されます。


アスリートでは、

ビタミンDやアミノ酸、HMBなどのサプリメントの利用が推奨されます。

また、
冬期の風邪の予防にも、免疫調節作用のあるビタミンDサプリメントの有用性が期待されます。


DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。




要支援・要介護となる主な原因に、フレイル(高齢による虚弱)があります。

フレイルに関連した病態として、サルコペニア(筋肉減弱症)があげられます。

フレイル/サルコペニアは、高齢者での転倒/骨折の原因となることから、

健康寿命の延伸(要支援、要介護予防)のためには、サルコペニアの予防が重要です

そのためには、適切な食事つと運動に加えて、たんぱく質、ビタミンD、HMBなどの食品成分を栄養補助食品として併用することが有用とされています。


フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用



DHCでは、ロイシン由来HMBサプリメントや、ロイシン含有アミノ酸サプリメントを製品化しています。


HMB(エイチエムビー) 30日分

美しく健康的なスタイルを目指す方に! 効率よく理想的なメリハリを




アミノ酸 15日分
9種類の必須アミノ酸をバランス補給! 水なしで摂れるパウダータイプ





高齢者のフレイル(虚弱)予防のためには、たんぱく質、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、HMB、ビタミンDといった栄養素の摂取が推奨されます。




フレイル予防にはビタミンDサプリメントが有用:系統的レビュー


HMB(エイチエムビー)+たんぱく質により退院後の死亡率が半減@低栄養の高齢者

HMB+たんぱく質の栄養補助は費用対効果が高い



HMBの除脂肪体重/筋肉量増加作用




DHCでは、ビタミンD3サプリメントを製品化しています。


ビタミンDサプリメントに対する効果には個人差がありますが、

臨床的には、ビタミンDサプリメントを1,000 IU/日の用量で投与すると、血中25ヒドロキシビタミンD値が10ng/mL増加する、

という報告もあります。

マルチビタミンのビタミンDはRDAのための設定ですので、別途、ビタミンDサプリメントの利用となります。




------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



『天然葉酸』サプリメントは虚偽の表示



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------

posted at 23:54 | この記事のURL
この記事のURL
http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/4777
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る