サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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テアニンの摂取による糖尿病リスク低下:久山研究 [2019年05月19日(日)]
今月の糖尿病研究の専門ジャーナル(電子版)に、テアニンの摂取による糖尿病リスク低下作用を示した研究が、九州大学のグループから報告されていました。
(Diabetes Care. 2019 May 10.)


緑茶には、カテキンと、テアニンが含まれています。

カテキンは、ポリフェノールの一種で、タンニンと呼ばれてきた緑茶の渋みの主成分です。

カテキンは、一番茶では約12〜14%、二番茶では約14〜15%と増加します。

玉露のように光が当たらないよう被覆栽培されるものは、カテキンの生成が抑えられ、煎茶よりも少なくなります(その代わり、玉露にはテアニンが多く含まれます)。


テアニンはアミノ酸の1種で、うまみを感じる成分です。
また、ストレス軽減作用があるアミノ酸です。

テアニンは、茶樹の根で作られ、葉に移っていきます。
また、テアニンは光が当たると分解してエチルアミンをつくり、エチルアミンがカテキンに変化します。

光が当たらないとテアニンは分解されないので、玉露のように、被覆栽培するとテアニンの含有量が高く、カテキンの生成が抑えられたお茶となります

テアニン
リラックスの素 30日分
緑茶成分テアニン配合! 飲んでスッとでリラックス




テアニンによるストレス軽減効果



さて、今回の研究では、

日本人において
テアニン(L-テアニン)の摂取と、2型糖尿病リスクとの関連が検証されました。



具体的には、
久山研究の一環として、

地域居住の日本人(40歳から79歳で、非糖尿病の)2,253名を対象に、

7年間のフォローアップが行われ、

テアニンの摂取のマーカーとして

血中エチルアミン値が測定されました。

血中エチルアミン値を4分位で分けて解析が行われました。
(≤0.86, 0.87-2.10, 2.11-5.28, ≥5.29 ng/mL)

また、
健常者12名のボランティアを対象に、

8mgのLテアニンを含む緑茶を摂取させ、

血中エチルアミン値の動態が調べられました。


解析の結果、

まず、

フォローアップ期間中に、

282名が2型糖尿病を発症しました。


年齢や性別で補正後、

2型糖尿病の累積発症率は、

血中エチルアミン値が低いほど、
有意に低下していました。
(P for trend = 0.04)


その他の交絡因子で補正後も、エチルアミン値の高値と2型糖尿病リスク低下という相関は変わりませんでした。

多変量解析の結果、

四分位で最高群は、最低群に比べて、

2型糖尿病リスクが31%低下していました。
(HR 0.69, 95% CI 0.49-0.98)


血中エチルアミン値の高値による2型糖尿病リスク低下という相関は、

中年層の被験者および糖尿病前段階、肥満者、インスリン抵抗性の被験者でより顕著でした。

以上のデータから、

日本人において、

テアニンの摂取の摂取が多いほど、

2型糖尿病リスクの低下が示唆されます。




今後、介入試験による臨床的意義の検証が期待される分野です。


テアニン
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テアニンによるストレス軽減効果



緑茶テアニンによるうつ病の症状改善作用


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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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