サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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大豆の摂取が糖尿病リスクを低下@日本人女性:高山スタディ [2019年05月20日(月)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、日本人女性において、大豆の摂取と2型糖尿病リスクとの関連を調べた疫学研究が、岐阜大学と名古屋女子大学のグループから報告されていました。
(J Nutr. 2019 May 11)


大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ




エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




さて、今回の研究では、

日本人において、

大豆食品、大豆たんぱく質、大豆イソフラボンの摂取と、

2型糖尿病リスクとの関連が検証されました。


具体的には、

高山市において、

地域居住者13,521名(男性5883名、女性7638名、35-69歳)を対象に、


1992年の時点の質問票をもとに、大豆食品や大豆たんぱく質、大豆イソフラボンが調べられ


2002年の時点での糖尿病の有無が調べられています。

なお、
BMIは、男性22.6 ± 2.6、女性22.1 ± 2.7 であり、


年齢、教育、身体活動、喫煙、飲酒、高血圧の既往、ビタミンサプリメントの利用、コーヒーの摂取、更年期などで調整されました。


解析の結果、

まず、
10年間のフォローアップ期間中、

438名が糖尿病と診断されました。


交絡因子で補正後、

大豆食品の全摂取の三分位で、

最高群では、

最低群に比べて、

女性での2型糖尿病リスクが55%減少していました。
(HRs 0.45, 95% CI: 0.30, 0.68; P-trend <0.001)

なお、男性では、有意な相関は認められませんでした。


以上のデータから、

日本人女性において、

大豆食品の摂取が多いと、2型糖尿病リスク低下作用が示唆されます。




DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


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エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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