サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2019年10月  >
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
コーヒーの摂取と肥満の関係:メタ解析 [2019年06月15日(土)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、コーヒーの摂取と肥満との関係を検証したメタ解析が、米国のグループ(Dartmouth College)から報告されていました。
(Nutrients. 2019 Jun 5;11(6).)


先行研究では、
コーヒーの摂取と、肥満リスクとの関係について様々な報告があります。


コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下



さて、
今回のメタ解析では、

主要医学データベースを用いて、
2019年2月までの収載論文から、

12報の観察研究がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

コーヒーの摂取量の最低群に比べて、

最高群では、

BMIが低く
(-0.08 (95% CI -0.14, -0.02); RR was 1.49 (95% CI 0.97, 2.29)

ウエスト周囲長が短い
(-0.27 (95% CI -0.51, -0.02) RR 1.07 (95% CI 0.84, 1.36)

という有意な相関が見出されました。

次に、
サブ解析では、

男性のほうが、
より顕著なBMIの低値
(-0.05 (95% CI -0.09, -0.02) )

および

ウエスト周囲長の低値
(-0.21 (95% CI -0.35, -0.08))

を示しました。


以上のメタ解析から、

コーヒーの摂取が多いと、BMIが低いという相関が示唆されます。



これまでの疫学研究によって、コーヒーの摂取による生活習慣病リスクの低下が知られています。


例えば、コーヒーの摂取による2型糖尿病リスク低下、脳卒中リスク低下、うつ病リスク低下、肝がんリスク低下、認知機能の低下抑制などがあります。

コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。


次のような研究が知られています。


コーヒー摂取による全死亡率と心血管疾患リスク低下効果:メタ解析



コーヒーの摂取と死亡率の関係@日系アメリカ人


コーヒーの摂取と泌尿器のがんの関係@メタ解析



コーヒーの摂取による前立腺がんリスク低下作用@メタ解析




コーヒーによる肝臓がんリスク低下作用



コーヒーの摂取と前立腺がんリスクとの関連



コーヒーの摂取による口腔咽頭がんリスク低下作用



チョコレートとコーヒーの摂取と肝機能の関係@HIV-HCV重複感染者



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制




コーヒーと茶飲料によるメタボリック症候群リスク低下



日本でも、次の研究があります。


3杯のコーヒーで脳腫瘍が半減する@日本人

コーヒーに含まれるポリフェノールの1種、クロロゲン酸の抗酸化作用などの作用を介した効果と考えられています。




------------------------------------------------------------------

DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

------------------------------------------------------------------
posted at 23:52 | この記事のURL
この記事のURL
http://www.dhcblog.com/kamohara/archive/4815
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る