サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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クルクミンサプリメントによる抗炎症・抗酸化作用@過体重 [2019年06月19日(水)]
今月の植物療法研究の専門ジャーナル(電子版)に、クルクミンサプリメントによる抗炎症作用・抗酸化作用を示した臨床研究が、イランのグループ(Isfahan University of Medical Sciences)から報告されていました。
(Phytother Res. 2019 Jun 17.)



メタボリック症候群・内臓脂肪症候群では、内臓脂肪からさまざまなサイトカインが産生され、慢性炎症を惹起します。

慢性炎症は、動脈硬化を促進し、さまざまな代謝性疾患、生活習慣病の発症に関与します。

したがって、メタボリック症候群や肥満対策のサプリメントとして、

減量という機能性よりも、慢性炎症を抑制することで、肥満に伴う生活習慣病のリスクを低減できると考えられます。



ウコンには有効成分としてクルクミンが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用を示します。

分子メカニズムは、NF-κB抑制を介した抗炎症作用です。


先行研究では、次の報告があります。


クルクミンによるアディポネクチンとレプチンへの働き@メタボリック症候群




さて、

今回の研究では、

肥満/過体重において、

クルクミンサプリメントによる炎症、酸化ストレス、アディポサイトカインの1つのケメリンchemerin値への作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化偽薬対照試験として、

肥満/過体重の若年女性女性60名を対象に、

・500mg/日のクルクミンサプリメント投与群、

・偽薬投与群、

の2群について、

10週間の介入が行われ、

炎症関連マーカーや酸化関連指標、ケメリン値などが調べられました。



解析の結果、

クルクミンサプリメント投与により、

IL-6の有意な低下、

酸化ストレスマーカー(TAC、MDA)の有意な低下が見出されました。

交絡因子による補正後では、

クルクミンサプリメント投与により、

炎症マーカー(hs-CRP and IL-6) と酸化ストレスマーカー (TAC)の有意な低下が認められました。


以上のデータから、

肥満/過体重の若年女性において、

クルクミンサプリメント投与による抗炎症作用および抗酸化作用が示唆されます。


今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。




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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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