サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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にきび治療薬が血中ホモシステイン値を上昇、葉酸を低下させる:メタ解析 [2019年07月10日(水)]
今日(7月10日)は、「納豆の日」なのだそうです。

あるコンビニチェーンでは、納豆巻きの納豆を増量するキャンペーンを行っているとか。


DHCでは、納豆の日のキャンペーンはありませんが、

納豆に含まれている機能性食品成分としてはナットウキナーゼがよく知られています。

ナットウキナーゼは、納豆に存在する酵素です。

血栓溶解活性を有することから、脳梗塞などの血栓症の予防に効果が期待されています。


さて、本日の私的なお勉強日記です。


今月の美容皮膚科の専門ジャーナル(電子版)に、にきび治療薬が、血中ホモシステイン値を上昇させ、葉酸値を低下させるというメタ解析が報告されていました。
(J Cosmet Dermatol. 2019 Jul 5.)



難治性ざ瘡(にきび)治療薬であるイソトレチノイン(isotretinoin;商品名Accutane、アキュテイン;日本国内未承認)は、中等度から重症のにきびに対して処方されます。


イソトレチノインは、ビタミンA誘導体である合成レチノイドです。

皮脂の分泌を抑える作用、アクネ菌に対する抗菌作用、抗炎症作用に優れているため、重症の炎症性ニキビに対して効果があります。

一方で、安全性がたびたび問題となってきました。


先行研究では、

イソトレチノインが、ホモシステイン値、葉酸、ビタミンB12の血中濃度に影響を与えることが示唆されています。



そこで、今回のメタ解析では、

イソトレチノインの服用と、

血中のホモシステイン、葉酸、ビタミンB12との関連が検証されました。

具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Cochrane Library, SCOPUS, and Web of Science)

2018年12月までの収載論文が対象となり、

関連論文が検索された結果、

10報、592名のデータがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

イソトレチノインの投与によって、

血中ホモシステイン値の有意な上昇、
(WMD: 2.99, 95% CI: 1.78-4.20, I2 = 86%)

葉酸の有意な低下、
(WMD: -1.03, 95% CI: -1.90 to -0.17, I2 = 89%)

が見出されました。

以上のデータから、

にきび治療薬のイソトレチノインによる葉酸/ホモシステイン代謝への有意な作用が示唆されます。


妊娠初期の葉酸不足は、胎児の先天奇形を生じることから、

妊娠を考える女性では、葉酸サプリメントの摂取が必須です。

また、葉酸不足や高ホモシステイン血症は、先天奇形だけではなく、不育症、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)、常位胎盤早期剥離、早産のリスクを高めることもわかっています。

今回のメタ解析から、
妊娠に気づかずに、イソトレチノインを服用すると、ホモシステイン上昇、葉酸低下から、妊娠出産アウトカムに影響を与える可能性が示唆されます。



DHCは、
健やか親子21(第2次)の応援メンバーとして参画し、

葉酸サプリメントの啓発と頒布を行っています。

【株式会社ディーエイチシー】
健やかな妊娠と出産のために、 葉酸サプリメントの啓発に取り組んでいます



DHC葉酸サプリメントは、マーケットシェア第1位であり、
一ヶ月30日分は、258円です。


葉酸 30日分

葉酸1日1粒あたり、葉酸400μg、ビタミンB2 1.3mg、ビタミンB6 1.7mg、ビタミンB12 2.5μg
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妊娠を考える女性では、胎児の神経管閉鎖障害リスクを減らすために、合成の葉酸サプリメントの摂取が推奨されています。

また、食事由来の葉酸は不安定であり、吸収率が50%と低いので、合成の葉酸サプリメントの摂取が、厚生労働省により推奨されています。


葉酸サプリメントは、
妊娠の4週間前から妊娠12週までの摂取が薦められていますので、
妊娠がわかってからではなく、妊娠を考えている女性はすべて摂取、となります。
(葉酸サプリメントを1日400マイクログラム)

(日本では母子手帳に葉酸サプリメントの必要性が記載されていますが、そのタイミングでは本来の意図からは遅すぎます。)


エコチル調査に関しては、次の報告があります。

日本での神経管閉鎖障害(二分脊椎症など)の発症率:エコチル調査

葉酸サプリメントを適切に摂取している妊婦はわずか8%!@エコチル調査アップデート






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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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