サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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トマトのリコピンが死亡率を24%低下、心臓病死を27%低下、脳血管死亡を29%低下@NHANES [2019年08月31日(土)]
今日、8月31日は、語呂合わせで「やさい」の日だそうです。

そこで、野菜の機能性成分に関する論文を読んでみました。

今月の栄養学の専門ジャーナルに、トマト及びリコピンの摂取と、死亡率、冠動脈疾患死亡、脳血管疾患死亡との関連を検証したコホート研究が報告されていました。
(Br J Nutr. 2019 Aug 22:1-21)


トマトに含まれるファイトケミカルのリコピンは、抗酸化作用や抗炎症作用を介して、生活習慣病のリスク低減効果が知られています。

脂溶性成分であることから、生で食べるよりも、トマトをオリーブオイルを使って調理したほうが吸収されやすくなります。
(サプリメントの場合は、食事と一緒に、リコピンサプリメントを摂ります。)


リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析


リコピンが心血管リスクを17%低下させる:メタ解析



さて、今回の研究では、

トマトあるいはリコピンの摂取と、死亡率との関連が検証されました。


具体的には、

米国国民健康栄養調査(National Health and Nutrition Examination Survey: NHANES 1999-2010)のデータを用いて、


トマト及びリコピンの摂取と、死亡率、冠動脈疾患死亡、脳血管疾患死亡との関連が調べられました。

23,935名の被験者(平均年齢47.6歳、男性が48.8%)から、

2011年12月までに、
76.4ヵ月のフォローアップ期間にて、
3403例の死亡が見出されました。

解析の結果、

まず、

トマトの摂取は、

全死亡率の14%の有意な低下、
(RR:0.86, 95%CI:0.81-0.92)

冠動脈疾患死亡率の24%の有意な低下、
(0.76, 95%CI: 0.70-0.85)、

脳血管疾患死亡率の30%の有意な低下、
(0.70, 95%CI: 0.62-0.81)

という相関が見出されました。

次に、

リコピンの摂取とも同様の相関があり、

リコピンの摂取は、

全死亡率の24%の有意な低下、
(0.76, 95%CI: 0.72-0.81)

冠動脈疾患死亡の27%の有意な低下、
(0.73, 95%CI: 0.65-0.83)

脳血管疾患死亡の29%の有意な低下、
(0.71, 95%CI: 0.65-0.78)

との相関が認められました。


なお、これらの有意な相関は、

BMIなどの体計測値や、臨床的栄養学的指標とは独立して認められました。

年齢や肥満も、この相関には影響を与えませんでした。

CRP値は、リコピンの摂取あるいはトマトの摂取と、これらの死亡率との相関にリンクしていたことから、

リコピンの摂取による抗酸化作用が、作用機序の一つであると推定されます。


以上のデータから、

トマトあるいはリコピンの摂取による全死亡、心臓病(冠動脈疾患)死亡、脳血管疾患死亡のリスク低減作用が示唆されます。



カロテノイドの摂取に関する研究では、次の報告があります。


カロテノイド類による前立腺がんリスク低下作用



血中カロテノイド値が高いと膵臓がんリスクが低い



ビタミンC・E、セレンとカロテノイドの摂取がすい臓がんリスクを低減:メタ解析


リコピンが心血管リスクを17%低下させる:メタ解析



リコピンによる前立腺がんリスク低下:メタ解析


ビタミンCとカロテノイド類の摂取が多いと肺がんリスクが低い


カロテノイド類の摂取が多いと骨折が少ない:メタ解析


ビタミンC・E、セレンとカロテノイドの摂取がすい臓がんリスクを低減:メタ解析




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