サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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L-カルニチンによる脂質異常症改善:系統的レビュー/メタ解析 [2019年09月10日(火)]
薬理学研究の専門ジャーナル(電子版)に、L-カルニチンによる脂質異常症に対する作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Curr Pharm Des. 2019 Aug 30.)


カルニチンは、アミノ酸誘導体で、食肉(ラム肉)や乳製品に豊富に存在します。



カルニチン(L-カルニチン)は、脂肪の代謝に必要な機能性成分です。

(長鎖脂肪酸は、L-カルニチンと結合することでミトコンドリアに入ります。)



L-カルニチンに関する研究では、中性脂肪やVLDLコレステロールの低下作用、肝臓での脂肪蓄積の抑制、運動能向上作用、肥満での減量など、多彩な働きが示されています。



例えば、

カルニチンによる運動耐用能の亢進@アスリート

という研究も知られています。


また、特定の病態において、治療と併用されることもあります。

例えば、腎疾患患者の血球減少症に対する効果、糖尿病患者での代謝の改善、慢性疲労症候群患者の症状改善、C型肝炎のインターフェロン療法の補助療法などが報告されています。

特に、腎不全によって慢性維持透析を受けている病態では、カルニチン欠乏による障害が知られており、L-カルニチンの摂取が推奨されます。


さて、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、

L-カルニチン投与による脂質異常症への作用が調べられました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(MEDLINE, EMBASE, Cochrane Library, Web of Science)

2019年2月までに収載されたランダム化比較試験を対象に検索が行われ、

43試験がメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

L-カルニチン投与により、

中性脂肪値の有意な低下、
(WMD: -4.08; 95% CI: -7.59, -0.58)

総コレステロール値の有意な低下、
(WMD: -7.75; 95% CI: -11.23, -4.28)

LDLコレステロール値の有意な低下
(WMD: -4.67; 95% CI: -7.03, -2.30)

および、

HDLコレステロール値の有意な上昇
(WMD: 1.01; 95% CI: 0.28, 1.74)

が見出されました。


なお、VLDLコレステロール値には有意な変化は検出されませんでした。


以上、今回の系統的レビュー/メタ解析では、

L-カルニチン投与による脂質異常症改善作用が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。


ミトコンドリア機能不全に対するサプリメントとしては、

コエンザイムQ10、αリポ酸、L-カルニチンの3種類があります。




α(アルファ)-リポ酸 徳用90日分
太りやすくなったと感じたら。運動サポート成分補給で効率アップ



αリポ酸、




カルニチン 30日分

エネルギー作りに欠かせないアミノ酸







コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。




還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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