サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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朝食よりも夕食後の血糖値が上昇する:時間栄養学 [2019年09月20日(金)]
医薬品や機能性食品成分・サプリメントの摂取には、そのタイミング/時間帯も重要であることがわかっています。

これは、体内時計が、消化や吸収、代謝といった作用に関係するからです。


よく知られている例としては、

脂質異常症の薬であるスタチン剤があります。

スタチン剤は、肝臓のHMG-CoA還元酵素の活性を抑制することで、コレステロール合成を抑えるため、LDLコレステロール値の低下作用を発揮します。


このHMG-CoA還元酵素の活性は、夕方から夜間にかけて高くなるため、スタチン剤は、夕食後の服用として、処方されます。

したがって、濃縮紅麹も、夕食後の摂取が効果的です。

脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)



紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析


また、ダイエット・減量に関連した研究では、朝食よりも夕食のほうが、太りやすいことがわかっています。

時間栄養学の調べ物をしていて、食事のタイミングと糖代謝との関連を調べた、早稲田大学による研究論文を読んでみました。
(Nutrients. 2018 Nov 14;10(11).)



研究では、

健常者において、

食事のタイミングによる糖代謝への作用が検証されました。


具体的には、

健常な若年男性19名を対象に、

(1)朝食(0900までに摂取)

(2)夕食(1700に摂取)、

の2つの食事について

空腹時(摂食前)、食後30分、60分、120分の時点で採血が行われ、

糖代謝関連指標が調べられました。


解析の結果、

食後120分の血糖値と、
(p = 0.030)

60分のグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)値は、
(p = 0.005)

朝食よりも、夕食のほうで有意に高値でした。


一方、糖代謝の指標の測定では、


解糖、トリカルボン酸サイクル、ヌクレオチド関連代謝産物、18のアミノ酸関連代謝産物のAUCの増分値は、夕食時よりも、朝食時に有意に高値でした。
(p < 0.05)



PLS回帰分析では、

代謝による相変化量は、朝食のほうが高値でした。


以上のデータから、

健康な若年成人において、

夕食は、朝食に比べて、食後血糖値を上昇させること、

また、
朝食と夕食では、血中の糖代謝産物に相違があり、糖代謝に対する反応性は、夕食よりも朝食のほうが高いことが示されており、

食事あるいは炭水化物の摂取のタイミングが、肥満の予防や改善に重要であると考えられます。



概日リズム(サーカディアンリズム)は、約24.5時間であり、

1日は24時間の周期であることから、体内時計をリセットする必要があります。

体内時計をリセットするには、朝食や朝の光があります。

(逆に、体内時計を乱すものとしては、夜のブルーライトや、遅い時間の食事があります。)

シフトワーカーの健康管理から、健康食品の効果を最大化するために、時間生物学に基づく時間栄養学の重要性が示唆されます。



肥満の減量のための置き換え食も、カロリーベースの差し引きでは、晩御飯を置き換えるほうが有用とも考えられますが、

朝食を置き換えるほうが、長く継続できて、効果的ということも知られています。



予備的な研究では、

朝食前に、菊芋(イヌリン:水溶性食物繊維含有)摂取した群では、

夕食前に菊芋(イヌリン)を摂取した群よりも、1日の血糖上昇を抑制することが示されています。


DHCプロティンダイエット製品は、食物繊維も豊富に含んでおり、低カロリーで、タンパク質、ビタミン、ミネラルを含む優れた置き換え食です。



先行研究では、フォーミュラ食/置き換え食の有用性について多くの研究が報告されています。

置き換え食(フォーミュラ食)による肥満での糖代謝改善作用


置き換え食(タンパク質含有フォーミュラ食)による肥満とメタボ指標の改善効果


フォーミュラ食(置き換え食)が2型糖尿病の血糖コントロールに有用


置き換え食/フォーミュラ食は、リバウンド予防にも有用であることがわかっており、

適宜、継続した利用が推奨されます。





DHCのフォーミュラ食は、

DHCプロティンダイエット製品であり、

国内マーケットシェア第1位です。





DHCプロティンダイエットなどのフォーミュラ食(置き換え食)は、

低エネルギー食で、タンパク質とビタミン、ミネラルが含まれており、低糖質食/低炭水化物食ですので、2型糖尿病の血糖コントロールの改善にも有用であると考えられます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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