サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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アシュワガンダ(インド人参)がストレスを軽減する [2019年09月30日(月)]
今月の臨床医学研究の専門ジャーナルに、アシュワガンダ(インド人参)による抗ストレス作用を検証した臨床研究が、オーストラリアとインドのグループから報告されていました。
(Medicine (Baltimore). 2019 Sep;98(37):e17186.)


アシュワガンダ(インド人参、Ashwagandha、 学名Withania somnifera (L.) Dunal)は、

インドの伝統医療で用いられてきたハーブであり、

アダプトゲンとして作用します。

今回の臨床研究では、アシュワガンダによる抗不安作用が検証されました。


具体的には、

60日間のランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

ストレス以外は健常な成人60名を対象に、

・アシュワガンダ標準抽出物240mg/日、

・偽薬

の2群について、

Hamilton Anxiety Rating Scale (HAM-A),および、

Depression, Anxiety, and Stress Scale -21 (DASS-21)による抗不安作用の評価、

および、ホルモン(コルチゾール、DHEA-S、テストステロン)が測定されました。


解析の結果、

偽薬投与群に比べて、

アシュワガンダサプリメント投与群では、

HMA-A値の有意な減少(改善)、
(P = .040)

DASS-21の低下(改善)傾向
(P = .096)

が見出されました。


また、

アシュワガンダの摂取は、

偽薬投与群に比べて、

早朝のコルチゾール(P&#8202;<&#8202;.001)およびDHEA-S (P&#8202;=&#8202;.004)の有意な減少を示しました。

さらに、

テストステロン値は、男性において、有意に増加しました。
(P&#8202;=&#8202;.038)

(女性では有意な変化は見出されませんでした。P&#8202;=&#8202;.989)

ただし、偽薬投与群とでは有意差は検出されませんでした。
(P&#8202;=&#8202;.158).

なお、有害事象は認められませんでした。


以上のデータから、

アシュワガンダ(インド人参)は、HPA軸に作用して、

ストレス軽減作用を示すと考えられます。


今後、病者を対象にした介入試験により、臨床的意義の検証が期待される分野です。

ストレス対策の機能性食品には、下記があります。




テアニンによるストレス軽減効果



緑茶テアニンがストレス関連症状と認知機能を改善する



トンカットアリ+マルチビタミンによるQOL改善作用


オルニチンによるストレス軽減と睡眠改善作用


アダプトゲンによる抗ストレス作用


アロマセラピーによるストレス軽減効果@看護師




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ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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