サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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心血管疾患患者では葉酸サプリメントが脳卒中を15%低下:系統的レビュー/メタ解析 [2019年09月28日(土)]
臨床医学研究の専門ジャーナルに、心血管疾患を有する患者において、葉酸サプリメントによる脳卒中リスクへの作用を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Medicine (Baltimore). 2019 Sep;98(37):e17095.)


血中ホモシステインの高値は、動脈硬化促進による脳卒中(脳梗塞)のリスク上昇、脳細胞萎縮の促進による認知症/アルツハイマー病のリスク上昇を生じます。


先行研究では、
葉酸サプリメントの投与が、
高ホモシステイン血症の改善により、脳卒中や心臓病、認知症のリスクを低減することが示唆されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する


葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。



さて、

今回の系統的レビュー/メタ解析では、

心血管疾患(CVD)を有する患者において、

葉酸サプリメントによる脳卒中リスクへの作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, EMBASE, Cochrane library)


CVD患者に葉酸サプリメントを投与したランダム化比較試験が検索され、

ランダム化比較試験12報から、

47,523名のデータが対象となり、

全死亡率、

心血管疾患死亡率、

冠動脈疾患(CHD)リスクが調べられました。


メタ解析の結果、

葉酸サプリメント投与群では、

対照群に比べて、

脳卒中リスクが15%有意に低下、
(RR = 0.85, 95% CI = 0.77-0.94, Pheterogeneity = .347, I = 10.6%)

という効果が見出されました。


また、
両群の比較で、

葉酸サプリメント投与群では、

全死亡率は3%の低下傾向(有意差ナシ)
(HR, 0.97, 95% CI, 0.86-1.10, Pheterogeneity = .315, I = 15.4%)


心血管疾患死亡率は13%の低下傾向(有意差なし)
(HR, 0.87, 95% CI, 0.66-1.15, Pheterogeneity = .567, I = 0)

でした。



以上のメタ解析から、

高血圧などの心血管疾患を有する患者において、

葉酸サプリメントによる脳卒中の予防(リスク低下)効果が示唆されます。




厚生労働省の調査によると、介護が必要になった原因は、第1位が認知症、第2位が脳血管疾患(脳卒中)、第3位が高齢による衰弱です。 (厚生労働省「H28年国民生活基礎調査」) 

したがって、日本人の健康寿命の延伸のためには、認知症、脳卒中、高齢による衰弱(フレイル)への対策が必要となります。

具体的な対策として、ライフステージに応じた適切な食事、適度な運動習慣、適正体重の維持、禁煙といったことは当然といえます。

これらに加えて、現時点でのエビデンス(科学的根拠)を俯瞰するとき、サプリメント・健康食品の適正な利用が、健康寿命の延伸に貢献できる、と著者は考えています。

日本では、超高齢社会となったので、認知症患者が増えるのも仕方がない、と思われるかもしれません。確かに、日本や中国では、認知症患者が増えています。
一方、アメリカやイギリス、スウェーデンなどの先進国では、すでに減少していると報告されています。

葉酸は、悪玉のアミノ酸であるホモシステイン値を抑制することで、動脈硬化や脳萎縮の進行を抑える働きがあります。

葉酸の強化食品やサプリメントの摂取が、認知症や脳卒中を予防することもわかっています。

例えば、アメリカでは、20年以上も前の1998年に、葉酸の食品への添加を法律で義務付けました。

その結果、翌年から脳卒中の死亡率が減少しています。

また、2000年に比べて、2012年の時点で、認知症の有病率が24%も減少しています。

これらの効果を得るための葉酸摂取の基準は、1日当たり400㎍です。

なお、日本人の食事摂取基準では、貧血の予防のための推奨量になっており、
240㎍という低い値に設定されています。
(推奨値が低い値なので、葉酸は不足していないことになっています。)

しかし、アメリカやWHOでは、400㎍が推奨量として設定されており、食事からだけでは、日本人は摂取不足です。

認知症も増えています。

そこで、簡便で確実に葉酸を400㎍摂る方法として、葉酸サプリメントの利用をお勧めします。

もちろん、私自身もDHC葉酸サプリメントを毎日とっています


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これまでのたくさんの研究において、
血中ホモシステイン値が低いと、脳卒中や心血管疾患の発症率が低いことが示されています。



葉酸サプリメントで脳卒中が10%低下、心臓病が4%低下:メタ解析


葉酸サプリメントはACE阻害剤との併用で脳卒中を31%低減する

葉酸は、食品にも含まれますが、プテロイルポリグルタミン酸という形であり、利用効率は50%です。

一方、サプリメントに利用されている合成された葉酸は、プテロイルモノグルタミン酸であり、生体での利用効率が85%と高いことが特徴です。


葉酸サプリメントの利用は、中高年の動脈硬化予防の点からも推奨されます。


日本での食事摂取基準では、葉酸は、240㎍の摂取が推奨されています。
一方、葉酸代謝にかかわる遺伝子変異により、約16%の日本人では、多めの葉酸摂取が必要です。

そこで、天然型よりも安定して吸収率が高い合成型の葉酸サプリメントを400マイクログラムの摂取が推奨されます。


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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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