サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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クレアチン+HMBサプリメントによる運動能・体組成・筋損傷マーカー及びホルモンに対する影響:系統的レビュー [2019年11月27日(水)]
栄養学の専門ジャーナルに、クレアチン+HMBサプリメントによる運動能・体組成・筋損傷マーカー及びホルモンに対する影響を検証した系統的レビューが、スペインのグループから報告されていました。
(Nutrients. 2019 Oct 20;11(10).)



運動パフォーマンス向上作用において、

クレアチン(creatine monohydrate)およびβ-ヒドロキシβ-メチル酪酸(HMB)に関する多くの研究が知られています。



今回の系統的レビューでは、

クレアチンとHMBを組み合わせて投与することにより、

運動能への作用、

体組成、運動による筋肉損傷のマーカー、たんぱく同化ホルモンに対する作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed/MEDLINE, Web of Science (WOS), and Scopusデータベース)

2019年7月3日までに収載された論文から検索され、

クレアチン+HMBによる運動能への作用を調べた6報が解析の対象となりました。


解析の結果、

まず、
筋力パフォーマンスについての2報では、

1報が改善を示しました。

また、

無酸素運動についての3報中、2報で改善が示され、


有酸素運動についての1報では有意な影響は検出されませんでした。


体組成については、

3報が体重を調べており、1報で改善、

2報が除脂肪体重を調べており、1報で増加し、もう1報で減少

という結果でした。

その他、

筋肉損傷マーカーについての4報、

タンパク質同化ホルモンについての1報では、

いずれも有意な効果は検出されませんでした。



以上、今回の系統的レビューから、

1日あたり3-10グラムのクレアチンと、

1日あたり3グラムのHMBを組み合わせて、

1〜6週間投与することにより、

運動能への好影響(筋力向上、無酸素運動能の向上)、

および
4週間投与により、体組成改善(除脂肪体重の増加、体脂肪の減少)

といった作用が示唆されます。




要支援・要介護となる主な原因に、フレイル(高齢による虚弱)があります。

フレイルに関連した病態として、サルコペニア(筋肉減弱症)があげられます。

フレイル/サルコペニアは、高齢者での転倒/骨折の原因となることから、

健康寿命の延伸(要支援、要介護予防)のためには、サルコペニアの予防が重要です


HMB(エイチエムビー、β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸、β-Hydroxy-β-Methylbutyric acid)とは、分岐鎖アミノ酸(BCAA)の1つのロイシンの代謝産物です。

HMBは、体内でロイシンから産生され、筋肉の合成促進と分解抑制因子の作用を有し、筋力の亢進や筋肉量の増大の働きを有しています。

体内でのHMBの生成は、摂取したロイシンの数%ほどと少ないので、サプリメントとしてHMBを利用する方法があります。

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DHCでは、ロイシン由来HMBサプリメントや、ロイシン含有アミノ酸サプリメントを製品化しています。



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高齢者のフレイル(虚弱)予防のためには、たんぱく質、BCAA(分岐鎖アミノ酸)、HMB、ビタミンDといった栄養素の摂取が推奨されます。




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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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