サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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大豆の摂取による乳がんリスク低下作用:30万人の前向き研究とメタ解析 [2019年11月29日(金)]
今月の疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、大豆の摂取と、乳がんリスク低下との関連を示した30万人の前向きコホート研究とメタ解析が、中国(Peking University)・英国(University of Oxford)・米国(University of Chicago)のグループから報告されていました。
(Eur J Epidemiol. 2019 Nov 21.)


大豆やレッドクローバー、プエラリア・ミリフィカには、女性ホルモン様作用を有するファイトケミカル(植物エストロゲン)の1種、イソフラボン類が豊富に含まれており、女性特有の病気に対する予防や改善作用などの機能性が知られています。

また、抗酸化作用や抗炎症作用を介した機能性から、生活習慣病のリスク低下作用や抗がん作用も注目されています。


先行研究では,大豆製品の摂取による乳がんや前立腺がん、消化器がんのリスク低下作用が示されています。


大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ


納豆の摂取が心臓病を予防する:高山スタディ


さて、今回の研究では、

大豆摂取量と乳がんリスクとの関連について、大豆の用量依存性に関する検証が行われました。


具体的には、

China Kadoorie Biobank(CKB)研究からのデータを用いて、

2004年から2008年の間に登録された中国の10の地域の30〜79歳の30万人以上の女性を対象に、

2016年12月31日まで乳がんイベントの追跡調査が行われました。



大豆摂取に関する情報は、登録時に収拾されています。

また、用量依存性のメタ解析のために、

関連する前向きコホート研究も検索されました。




CKB研究での女性の平均大豆摂取量は、

9.4±5.4mg /日の大豆イソフラボン相当量でした。

10年間の追跡調査で、2,289人の女性が乳がんを発症しました。


多変数調整相対リスクは、

大豆イソフラボン摂取四分位の最高群(19.1 mg /日)は、

最低群(4.5 mg /日)に比べて、

1.00(95%CI 0.81-1.22)でした。

次に、

前向きコホート研究のメタ解析では、

大豆イソフラボン摂取量が10 mg /日増加するごとに、

乳がんのリスクが3%(95%CI 1-5%)減少するという相関が見出されました。


CKBの研究から、中程度の大豆摂取は、中国人女性の乳がんリスクと関連していないことが示唆されることから、

大豆の摂取量が多いほど、乳がんの予防に合理的なメリットがもたらされる可能性が考えられます。




DHCでは、大豆イソフラボンプエラリアミリフィカといったサプリメント、レッドクローバーを含む女性向けの複合サプリメントなどを製品化しています。


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エクオールとは、腸内細菌により、大豆イソフラボンの一種であるダイゼインから産生されます。

エクオールは、イソフラボンよりも高い生物活性を有しており、

更年期障害の改善、閉経後の骨粗鬆症予防、心血管疾患の予防作用が示唆されています。




ただし、
エクオールの体内産生には、腸内細菌叢が関与するため、エクオールを産生できる人とそうではない人がいることがわかっています。

日本人でエクオールが産生できるのは、50-60%程度です。

また、食習慣の変化により、若年者では、エクオール産生者の割合が減少しており、

日本人の若年女性では、20-30%の人しか、エクオールを産生できていないと報告されています。

エクオール産生者は、非産生者に比べて、大豆イソフラボンの機能性/健康増進効果や未病対策効果を得られると考えられます。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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