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胃がんリスクと食事パターン:系統的レビュー/メタ分析 [2019年12月01日(日)]
栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、胃がんリスクについて、インデックスベースの食事パターンの系統的レビューとメタ解析が、中国のグループから報告されていました。
(Br J Nutr 2019. Nov 26)



食事に関する指標は、

食事の質の測定に広く使用されています。

今回の系統的レビュー/メタ解析では、

インデックス指標に基づく食事パターンと、

胃がんのリスクとの関連が検証されました。

具体的には、

4種類の英語データベースと、4種類の中国語のデータベースを用いて、関連論文が検索され、

食事パターンと、
胃がん発生率との関連について、

症例対照研究でのオッズ比、

前向きコホート研究でのハザード比

が、それぞれ

最高分位と、最低分位での比較として計算されました。


食事インデックス(指標)には、

異なるバージョンの地中海式食事スコア(MDS)

食事性炎症指数(DII)、

健康的な食事指数、

中華料理パゴダスコア、

および食品指数スコアが含まれていました


メタ解析は、

地中海式食事スコア(MDS)
と、
食事性炎症指数(DII)について実施されました。


解析の結果、

MDS地中海食スコアについて、

最高群は、最低群に比べて、

ORは0.42(95%CI 0.2-0.86)、
58%の有意なリスク低下、

HRは0.89(95%CI 0.68-1.17)であり、
11%の低下傾向でした。


また、
DIIでは、

最高群は、最低群に比べて、
胃がんリスクが2.11倍という相関が見出されました。
(OR;2.11,95%CI 1.41-3.15)


以上、

今回の系統的レビュー/メタ解析では、

地中海食による胃がんリスク低下、

炎症惹起性の食事パターンによる胃がんリスク増大、

という関連が示唆されます。

胃がんについては、下記の研究データも知られています。



大豆イソフラボンによる胃がんリスク低下:高山スタディ



緑茶摂取による胃がんリスク低下効果



ネギ属の野菜が胃がんリスクを22%低下:メタ解析




地中海食やオリーブオイルの効能については、多くのエビデンスが報告されています。


地中海食で死亡率が半減する



低炭水化物(糖質制限)食と地中海食は低脂肪食よりも有効



オリーブオイルの摂取10gで全死亡率が7%低下



地中海食がメタボを抑制



エクストラバージンオリーブオイルによる認知症予防効果



バージンオリーブオイルとナッツ類を含む地中海食の抗炎症作用



バージンオリーブオイルの心臓病予防作用



オリーブオイルによる皮膚の老化抑制作用



地中海食による認知症予防効果



地中海食+CoQ10サプリによる抗酸化作用



超低炭水化物・地中海食による減量効果




地中海食による高尿酸血症リスクの低下



オリーブオイルによる動脈硬化抑制作用



バージンオリーブオイルによる骨代謝改善作用




オリーブオイルとナッツによる心血管リスク低下作用



伝統的地中海食による脂質代謝改善作用



オリーブオイルによる膀胱がんリスク低下




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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