サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

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日本人高齢者の11.3%がフレイルに該当 [2019年12月06日(金)]
日本人高齢者でのフレイルおよび軽度認知障害(MCI)の有症率を調べた調査研究が、国立長寿医療センターのグループから報告されていました。
(J Am Med Dir Assoc. 2013 Jul;14(7):518-24.)

健康寿命の延伸には、
フレイル及び軽度認知障害(MCI)の予防と改善が重要です。

そこで、まず、現状を把握するために、フレイルの有症率を調べる必要があります。

現在、フレイルやサルコペニアの診断基準が示されるようになりました。

今回の研究では、

人口ベースの調査に基づき、

フレイルとMCIの有症率が調べられました。


具体的には、
横断研究として、

65歳以上の高齢者5104人(平均年齢71歳)を対象に、

フレイルの評価のために、

運動能、強度、持久力、身体活動、栄養の5つの分野のうちの3つ以上の制限、

MCI評価には、

標準化された面接、MMSE、国立老年医学・老年学機能評価ツール(NCGG-FAT)が用いられました。

(OSHPE; Obu Study of Health Promotion for the Elderlyという研究の一環です。)


解析の結果、

フレイルの有症率は11.3%

MCIの有症率は18.8%

フレイルとMCIの両方の有症率は2.7%,

でした。

また、
フレイルとMCIとの間には有意な相関が見出されています。
(年齢、性別、教育について補正後のオッズ比は2.0, 95%CI1.5-2.5)



以上の日本人高齢者に関する予備的な疫学研究から、

フレイルの有症率は11.3%と示唆されます。





健康寿命延伸のためには、認知症の予防が最も重要です。

また、フレイル対策では、身体的フレイルの他に、精神的フレイル(認知症やうつ)、社会的フレイル(孤立)が問題になります。


認知症の予防のためには、食事、運動、社会参加が重要です。


社会参加については、

社会的孤立は認知症リスク

というメタ解析があります。

また、

認知症予防のための社会的ネットワークは量よりも質が大切



という報告もあります。


なお、

サプリメントでは、葉酸のエビデンスが確立しています。


米国では認知症が24%も減少:2000年と2012年の比較 



葉酸サプリメントが軽度認知障害(MCI)を改善する 


葉酸サプリメントによる認知機能改善効果
といった報告があります。



DHCでは、地方自治体との連携協定に基づく健康づくり施策の一環として、

社会参加を促す取り組みも行っています。




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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



ビタミンMが認知症と脳卒中を防ぐ!―日本人が知らない健康長寿のための葉酸の効果

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