今月の臨床医学系の専門ジャーナルに、食事性カルシウムの摂取と、メタボリック症候群リスクとの関連を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Sci Rep 9 (1), 19046, 2019 Dec 13.)
先行の観察研究では、
食事性カルシウムの摂取によるメタボリック症候群のリスク低下が示唆されています。
しかし、これらの観察研究では確定的ではなく、
カルシウム摂取と、メタボリック症候群リスクとの用量反応性についてはまだ明らかではありません。
そこで、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、
主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Web of Science)
2018年12月までに収載された関連論文が検索され、
8報の横断研究と2報の前向きコホート研究から、
14,906例のメタボリック症候群を含む合計63,017人の被験者のデータが解析の対象となりました。
解析の結果、
食事性カルシウム摂取の最高群は、
メタボリック症候群リスクの11%低下という相関が見出されました。
(RR:0.89; 95%CI:0.80-0.99; I2 = 75.3%)
層別解析では、
男性に比べて
(RR:1.06、95%CI:0.82-1.37; I2 = 72.6%)
女性のほうで26%の有意なリスク低下が見出されました。
(RR:0.74、95% CI:0.66-0.83; I2 = 0.0%)
次に、
用量反応性についての解析では、
1日あたりのカルシウムの摂取量が300mg増加毎に、
7%のリスク低下が認められました。
(RR; 7%, 0.93; 95% CI: 0.87-0.99; I2 = 77.7%)
以上のメタ解析データから、
食事性カルシウムの摂取によるメタボリック症候群のリスク低下が示唆されます。
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