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高度肥満(クラスV)に対するエネルギー制限食の有用性:メタ解析 [2020年01月05日(日)]
行動科学の専門ジャーナルに、BMI40以上の高度肥満者(クラスV)に対するエネルギー制限食の有用性を検証した系統的レビュー/メタ解析が報告されていました。
(Behav Sci (Basel). 2019 Dec 7;9(12))



「肥満症診療ガイドライン2016(日本肥満学会)」では、

・肥満症の食事療法でも必須アミノ酸を含む蛋白質、ビタミン、ミネラルの十分な摂取が必要であり、フォーミュラ食の併用が有用である。

・フォーミュラ食を1日1回だけ食事と交換することでも有効な減量や肥満関連病態の改善を期待できる。

とされています。



先行研究では、フォーミュラ食/置き換え食の有用性について多くの研究が報告されています。

置き換え食(フォーミュラ食)による肥満での糖代謝改善作用


置き換え食(タンパク質含有フォーミュラ食)による肥満とメタボ指標の改善効果


フォーミュラ食(置き換え食)が2型糖尿病の血糖コントロールに有用


置き換え食/フォーミュラ食は、リバウンド予防にも有用であることがわかっており、

適宜、継続した利用が推奨されます。


さて、
今回の系統的レビュー/メタ解析では、

BMI40以上の高度肥満者(クラスV)に対するエネルギー制限食の有用性が検証されました。


長期的な介入研究やランダム化比較試験のデザインでの発表論文が不足していたため、

論文の選択基準は、

対照群のない試験デザインや、より大きなエネルギー摂取量を上限とする試験も対象とし、

クラスVの肥満の成人を被験者とし、

1日あたりのエネルギー摂取量が5,000 kJ未満で、

4週間以上の試験が検索され、

4つの主なデータベースから、572試験が乱され、

11報が的確な試験であり、

10報がメタ解析の対象となりました。

当初の目的は、6ヶ月未満と1年以上の介入の比較でしたが、長期データがなかったため、
4週間の介入と、
6週間以上の介入とで比較が行われました。


解析の結果、

4週間の厳しいエネルギー制限の食事介入の後、

体重減少は平均9.81kg(95%CI 10.80-8.83)であり、

初期の体重からの減少割合は、
4.1%〜8.6%でした。


6週間以上の介入では、

体重減少は、平均25.78kg(95%CI 29.42, 22.15)であり、

当初の体重からの減少幅は、
10.2〜28.0%でした。

次に、
摂取エネルギーは、330〜5000 kJの間であり、

平均±SDは、
2260±1400 kJでした。

なお、三大栄養素の組成には大きなばらつきがありました。


また、
食事には、主に、リキッド(液体)タイプのフォーミュラ食(置き換え食)が用いられていました。

以上、今回のメタ解析から、

BMIが40以上の高度肥満者において、

液体タイプのフォーミュラ食(置き換え食)を用いたエネルギー制限食が、減量に有用であること、

特に、6週間以上の投与により、臨床的にも顕著な減量効果が期待できること

が示唆されます。



「肥満症診療ガイドライン2016(日本肥満学会)」では、

・肥満症の食事療法でも必須アミノ酸を含む蛋白質、ビタミン、ミネラルの十分な摂取が必要であり、フォーミュラ食の併用が有用である。

・フォーミュラ食を1日1回だけ食事と交換することでも有効な減量や肥満関連病態の改善を期待できる。

とされています。

DHCのフォーミュラ食は、

DHCプロティンダイエット製品であり、

国内マーケットシェア第1位です。





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DHCは、トータルヘルスケア企業として地方自治体と連携し、健康づくり事業に取り組んでいます。ふるさと納税にも協力し、地方創生を支援しています。
地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。



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