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フェヌグリーク(コロハ)による脂質代謝改善作用:メタ解析 [2020年02月24日(月)]
今月の生薬学の専門ジャーナル(電子版)に、フェヌグリーク(コロハ)による脂質代謝改善作用を示したメタ解析が報告されていました。
(J Ethnopharmacol. 2020 Feb 19)


フェヌグリーク(学名Trigonella foenum-graecum、和名コロハ)は、中近東からインドで食用や薬用にされているマメ科の植物です。

伝統医療の中で、高血糖、筋肉痙攣、胃炎、便秘、浮腫、その他の内分泌代謝疾患に対して用いられてきました。

近年の臨床研究では、

フェヌグリーク(コロハ)による脂質代謝改善作用が示されています。


今回の系統的レビュー/メタ解析では、フェヌグリーク(コロハ)による体組成指標および脂質代謝関連指標への作用が検証されました。


具体的には、

主要医学データベースを用いて、
(PubMed, Scopus, ISI Web of Science, Cochrane Library, and Google Scholar)

2019年6月までの収載論文から関連論文が検索され、


12報から14群の560名のデータがメタ解析の対象となりました。


解析の結果、

総コレステロール値の有意な減少
(WMD = -9.371 mg/dL; 95% CI: -15.419, -3.323, p = 0.002),

中性脂肪値の有意な減少、
(WMD = -13.776 mg/dL; 95% CI: -26.636, -0.916, p = 0.036),

LDLコレステロール値の有意な減少、
(WMD = -6.590 mg/Dl; 95% CI: -13.042, -0.137, p = 0.045),

が認められました。

また、
HDLコレステロールは有意な増加を示しました。
(WMD = 3.501 mg/dL; 95% CI: 1.309, 5.692, p = 0.002),


一方、

体重
(WMD = 0.223 kg; 95% CI: -0.509, 0.955, p = 0.551) a

BMI
(WMD = 0.091 kg/m2; 95% CI: -0.244, 0.426, p = 0.596)

には有意な変化は検出されませんでした。


以上、今回の系統的レビュー/メタ解析から、

フェヌグリーク(コロハ)による脂質代謝改善作用が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。




脂質異常症・高脂血症対策のサプリメントの定番は、紅麹です。


DHC濃縮紅麹では、4週間の投与で、総コレステロール値の低下、LDLコレステロール値の低下といった作用が見出されています。

(DHC紅麹濃縮エキス末180mgには、モナコリンKが2.7mg含まれています。)


紅麹の安全性と有効性は、メタ解析でも確認されています。

紅麹による脂質代謝改善作用@メタ解析




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地域での健康長寿社会の実現に、DHCとして貢献できるように努めています。


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