サプリ研究の第一人者、蒲原先生の公式ブログです。

2020年03月  >
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
カテゴリアーカイブ
最新記事
頭痛への対策としての機能性食品成分 [2016年03月24日(木)]
片頭痛や緊張性頭痛などの頭痛に悩む方は少なくないと思います。

頭痛の予防(頭痛の頻度の軽減)としてのセルフケアでは、機能性食品成分がサプリメントとして用いられます。


具体的には、

コエンザイムQ10、リボフラビン(ビタミンB₂)、マグネシウム、オメガ3系脂肪酸が用いられます。

また、フィーバーフューfeverfewやバターバー(butterbur)といったハーブも利用されています。




フィーバーフューによる片頭痛予防効果について、2015年のコクランレビューを読んでみました。
(Cochrane Database Syst Rev. 2015 Apr 20)


このレビューの著者は、イギリスのErnstらです。

(CAMの各種療法をレビューした論文をたくさん発表し、結論はいつも同じ、というパターンのグループです。)


さて、今回のレビューは、フィーバーフュー(学名:Tanacetum parthenium L.)による片頭痛予防効果を検証しています。

コクラン(Cochrane Database of Systematic Reviews)で2004年に発表された最初のレビューから、本レビュー(2015年)でアップデートという位置づけです。



具体的には、2015年1月までの主要医学データベース(CENTRAL, MEDLINE, EMBASE, AMED)から、

二重盲検ランダム化比較試験により、

片頭痛の予防に対して、

フィーバーフューの単独投与と、偽薬との臨床的な有用性と安全性が調べられています。

(言語や対象年齢の制限はなし。フィーバーフューの単独投与が対象。)


今回のアップデートで1報が追加され、

合計6報、561名のデータが解析の対象となりました。


6報のうち、5報は、主アウトカムが片頭痛の頻度でした。

これらの研究は、良い方法論/質でしたが、サンプルサイズのためにバイアスの存在も想定されています。


また、

論文のばらつきや共通のアウトカムがなかったため、プール解析は行われていません


今回のレビューで追加された1報は、質が高く、かつ、比較的大規模な研究(n = 218)でした。
この研究の前に行われた用量設定の研究に基づいて、一定の投与量が用いられています。


そして、

1ヶ月あたりの片頭痛の頻度は、

フィーバーフュー投与群では、4.8回から2.9回へ、1.9回減少し、

偽薬群では、4.8回から 3.5回へ、1.3回減少していました。

(両群間では、1ヶ月あたり0.6回の差が認められたことになります。)


副アウトカムとして、

片頭痛の重症度や片頭痛の発作の期間、悪心・嘔吐の頻度と重症度については両群間で有意差は見出されませんでした。


その他、先行研究では結論は明確でないとされています。
3報では、フィーバーフュー投与群にて、片頭痛に対する予防効果が示唆されています。
(被験者数は17名から60名)

一方、他の2報(被験者は50名と147名)では、フィーバーフュー群と偽薬群との間に有意差は認められませんでした。

なお、有害事象として、消化器系症状が示されていますが、いずれも軽度であり、一過性でした。




以上のように、

今回のコクランレビューでは、

フィーバーフュー投与により、片頭痛の発作回数が0.6回/月、減少する、という最新の1報が追加されています。


ただし、コクランですので、例によって結論は同じで、

‘まだ質の高い研究が不十分なので、結論は出せない’

といったことになっています。


個人差や体質差に注目した個別化医療といった概念ができる前の発想のコクラン共同計画ですので、介入の大きさが比較的小さく、作用が緩徐である機能性食品成分の有用性検証には、コクランは必ずしも適切ではないとも思います。




------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHCが日本のサプリを健康にします。


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:53 | この記事のURL
共役リノール酸(CLA)による抗炎症作用@アスリート [2016年03月19日(土)]
若年のアスリート(運動選手)において、共役リノール酸(CLA)による抗炎症作用を示した臨床研究が、イランのグループから報告されていました。
J Pak Med Assoc. 2016 Mar;66(3):280-4.)


共役リノール酸(CLA、異性化リノール酸)は、体重減少効果を有する機能性食品成分としてサプリメントに利用されています。



近年、複数の臨床試験によって、共役リノール酸(CLA)摂取による体重減少・ダイエット効果が示されてきました。



CLAは、抗肥満作用の他、抗がん作用や動脈硬化抑制作用、免疫調節作用、抗糖尿病作用などさまざまな働きが知られています。


さて、今回の研究では、

運動強度の高い若年アスリートにおいて、

CLAによる抗炎症作用が検証されました。


具体的には、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

18-24歳の健康な若年23名を対象に、

1日あたり5.6グラムのCLA投与群:13名

あるいは
偽薬群:10名の2群について、2週間の介入が行われています。


介入の前後で炎症関連マーカーとして、

TNFα、IL-6、hs-CRP、MMP2、MMP9が測定されました。



解析の結果、

2週間のCLA投与群において、血中MMP2およびTNFαが有意に低下していました。
(p<0.05)


また、
運動強度の高い運動負荷後では、

偽薬投与群に比べて、

CLA投与群では、

MMP2、hs-CRP、TNFα値が有意に低値でした。
(p<0.05)


以上のデータから、
若年アスリートにおいて、

CLAによる抗炎症作用が示唆されます。

今後、臨床的意義の検証が期待される分野です。






DHCでは、共役リノール酸を製品化しています。






------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHCが日本のサプリを健康にします。


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------
posted at 23:51 | この記事のURL
統合失調症に対する補完療法としてのイチョウ葉エキスの効果:メタ解析 [2016年02月01日(月)]
精神医学研究の専門ジャーナルに、統合失調症に対するイチョウ葉エキスの作用を検証したメタ解析が報告されていました。
(Psychiatry Res. 2015 Jul 30;228(1):121-7.)



統合失調症に対する機能性食品成分・サプリメントに関して、下記の研究があります。

オメガ3系必須脂肪酸による統合失調症への早期介入効果:メタ解析




さて、
今回の研究では、慢性統合失調症(chronic schizophrenia)に対する補完療法としてのイチョウ葉エキスサプリメント投与の有効性と安全性が評価されました。


具体的には、主要医学データベースから、
(Pubmed/Medline, Embase, PsycINFO, the Cochrane library, Chinese periodical databases)


339の研究が抽出され、

ランダム化二重盲検偽薬対照試験8報が解析の対象となり、


イチョウ葉エキス投与群571名、

偽薬投与群462名のデータが調べられています。


被験者は、試験開始の3年以上前に統合失調症と診断されており、

年齢は、30〜50歳、

試験サイズは、29名から512名でした。


試験では、いずれもEGb761が用いられ、

用量は、240mg/日(4報)、360mg/日(4報)でした。


投与期間は、8週間が1報、12週間が3報、16週間が4報です。


主アウトカムは、BPRS、陰性症状スケールSANS、陽性・陰性症状スケールPANSSなどです。


解析の結果、

イチョウ葉エキスは、

向精神薬との併用投与により、

慢性統合失調症の症状、陰性症状を有意に軽減したということです。

(幻聴や幻覚などの陽性症状、無為自閉・感情平板化・意欲減退といった陰性症状の改善)


被験者数が512名であり、8報の中で最も大きなRCTでは、
総スコアが28.5%改善、陰性症状スコアが48.5%改善していました。

向精神薬に、イチョウ葉エキスを併用することでの好影響が示唆されます。


また、
有害事象に関して、
8報中5報で報告がありますが、
イチョウ葉エキス群と偽薬群との間に顕著な差は見出されていません。
(TESSあるいはRSESEにて評価)


イチョウ葉エキス投与による副作用は、用量依存的であることが示唆されました。


なお、今回、解析の対象となったRCTは、中国で実施されており、今後、さらに検証が必要と考えられます。




イチョウ葉エキスは、抗酸化作用や血小板凝集抑制作用、循環改善作用を有し、認知症の予防や閉塞性硬化症の改善に用いられるハーブサプリメントです。


イチョウ葉エキスには、特有のフラボノイド系ファイトケミカルが存在し、抗酸化作用や抗炎症作用、血小板凝集作用などを介して、効果を発揮します。


これまでに多くの臨床研究が行われており、認知症などに対して有効性と安全性が示されています。


(イチョウ葉エキスによる認知症改善効果@ドイツ)

(イチョウ葉エキスの有効性と安全性)

(イチョウ葉エキス20年間摂取による認知機能低下抑制作用)

(イチョウ葉エキスと認知症治療薬のシナジー)







------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHCが日本のサプリを健康にします。


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:53 | この記事のURL
多発性硬化症に対する機能性成分サプリメントによる抗炎症作用 [2016年01月24日(日)]
今月の実験生物学の専門ジャーナル(電子版)に、多発性硬化症に対する複合サプリメントによる抗炎症作用を示した臨床研究が報告されていました。
(Exp Biol Med (Maywood). 2016 Jan 18.)



多発性硬化症(MS; multiple sclerosis)は、免疫系の関与する神経変性疾患の1種であり、
脳における神経変性に炎症が関与することが示唆されています。


サプリメントに関しては、次の報告があります。


多発性硬化症に対する抗酸化サプリメントの有用性:系統的レビュー



今回の研究では、

多発性硬化症に対する機能性食品成分含有サプリメントの働きが検証されました。


具体的には、

7ヶ月間の介入試験として、

再発寛解型多発性硬化症患者33名および

一次性進行型多発性硬化症患者10名を対象に、


カロリー制限で、セミベジタリアン食、

ビタミンD、魚油/オメガ3系必須脂肪酸、αリポ酸、レスベラトロール、マルチビタミンを含む複合栄養サプリメントが投与され、


0,3,6ヶ月の時点で、神経学的所見、質問票による調査、体組成、血清生化学検査が測定されました。


サプリメントの服用コンプライアンスのマーカーとして、

血中の脂肪酸およびビタミンD値が測定され、

血中gelatinase値が炎症マーカーとして調べられています。



解析の結果、

まず、投与開始時点では、

ビタミンDはすべての患者で不足しており、

1週間あたり5,000 IUの投与でも、十分な回復は認められませんでした。

ビタミンD値に関して、

再発寛解型多発性硬化症患者に対するインターフェロンβの併用療法でも特に関連は見出されませんでした。


一方、

オメガ3系脂肪酸値は、カロリー制限・食事制限にもかかわらず、

サプリメントの投与後、3ヶ月の時点で、すでに増加が認められました。


6ヶ月後の時点で、

神経学的所見に有意な変化は認められませんでした。


ただし、

炎症マーカーである血中gelatinase matrix metalloproteinase-9は、

栄養介入(食事療法+複合サプリメントの投与)後に、

再発寛解型多発性硬化症患者では、51%の低下、

一次性進行型多発性硬化症患者では、59%の低下が見出されたということです。


以上のデータから、

多発性硬化症において、

食事療法+栄養サプリメントによる抗炎症作用が示唆されます。


今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。






多発性硬化症(MS)に関連した機能性食品の研究報告として、下記のデータが知られています。


コエンザイムQ10による多発性硬化症での抗疲労効果



多発性硬化症の症状とビタミンDとの関連



コエンザイムQ10による抗炎症作用@多発性硬化症患者




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。







------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHCが日本のサプリを健康にします。


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------



posted at 23:54 | この記事のURL
COPDに対するカイロプラクティックの有用性:レビュー [2016年01月12日(火)]
補完代替医療(CAM)の専門ジャーナル(電子版)に、慢性閉塞肺疾患(COPD)に対するカイロプラクティックの有用性を示したレビューが、オーストラリアのグループから報告されていました。
(J Altern Complement Med. 2015 Dec 24.)


COPDの疾患概念には、慢性気管支炎と肺気腫が含まれます。


今回の研究では、

慢性閉塞肺疾患(COPD)に対して、

徒手療法であるカイロプラクティックの補完療法としての有用性が検証されました。



具体的には、

主要医学データベースを用いて、

COPDの標準治療施行時に、

脊椎徒手療法・カイロプラクティックの併用の有無による比較が行われました。


アウトカムは、

6分間歩行テスト、呼吸機能検査、うつ状態スコアなどの指標での比較です。


6報がレビューの対象となりました。

3報がRCT、1報が介入前後の観察研究、1報が症例シリーズ、1報が症例報告(1例報告)です。
(被験者の数は、1〜33名の間。)


すべてのRCTでは、
SMT(脊椎徒手療法)に、呼吸系リハビリ運動も併用していました。

6報中5報において、

SMT介入後に呼吸機能の改善と運動能の改善が認められたということです。




今回のレビューから、

COPDに対して、
カイロプラクティック・脊椎徒手療法(SMT)の補完療法としての有用性が示唆されます。



このレビューで対象となった研究は、被験者数が多くないですが、RCTとしての質は高い論文ということです。





カイロプラクティックは、欧米主要国では法制化されており、公的な資格がある医療職です。


一方、日本では、国際基準に相当するカイロプラクター(カイロプラクティックの施術者)は1,000名ほどです。


(日本では、カイロプラクティックは法制化されていないため、なんちゃってカイロがたくさんあります。
1万とも2万ともいわれる自称カイロプラクティックがあり、有害事象や苦情が問題になっています。)


国際基準を満たすカイロプラクターの名簿は、登録機構を介して、厚労省の医事課に提出されています。


(日本でのカイロプラクターは

<リンク:
http://chiroreg.jp/db/profile.cgi?label=8&amp;sort_item=8&amp;sort_mode=3&amp;max=500&amp;tpl=view2&amp;view3
>「日本カイロプラクティック登録機構」

で検索できます。


ちなみに私は、

カイロプラクティック新橋外来センター

で受けています。)




------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHCが日本のサプリを健康にします。


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------

posted at 23:55 | この記事のURL
マヌカハニーによる歯周病改善効果 [2016年01月09日(土)]
歯科学の専門ジャーナルに、マヌカハニーによる歯周病への効果を示した臨床研究が、カナダのグループから報告されていました。
(J Int Acad Periodontol. 2004 Apr;6(2):63-7.)


マヌカハニー(manuka honey)は、ニュージーランド原産のマヌカの花から採れるハチミツです。

先住民のマオリ族は、マヌカを薬用に用いていたとされ、

近年では、
マヌカハニー(マヌカ蜂蜜)の機能性(健康効果)に注目があつまっています。


マヌカハニーの成分が、抗菌作用を有することから、創傷治癒促進作用、潰瘍治癒作用などが示唆されています。


さて今回の研究では、

マヌカハニーによるデンタルプラークおよび臨床的歯肉炎・歯周病への作用が検証されました。

具体的には、
被験者30名に対して、

マヌカハニー製品
あるいは
シュガーレスガム
のいずれかを10分間、1日3回、食後に投与し、

21日間の介入の前後で比較が行われました。


解析の結果、

マヌカハニー製品摂取群では、

平均プラーク(歯垢)スコアの有意な減少(改善)
(0.99 から0.65へ改善; p=0.001)

および
出血部位の割合の有意な減少(改善)
(48%から17%へ改善; p=0.001)
が見出されたということです。

以上のデータから、

マヌカハニー製品の食後での利用による歯垢・歯肉炎・歯周病の改善効果が示唆されます。

歯科領域における補完療法として、興味深いデータです。



DHCでは、
マヌカハニーを製品化しています。

ほんのり甘い マヌカハニー 30日分
健康食材“マヌカハニー”をナチュラルサプリに! 便利なタブレットタイプ

『ほんのり甘い マヌカハニー』は、ニュージーランドに咲くマヌカの花から採れるハチミツ<マヌカハニー>を100%使用した、ナチュラル志向のサプリメントです。





------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHCが日本のサプリを健康にします。


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:52 | この記事のURL
サンタクロースの労働衛生 [2015年12月25日(金)]
今月の労働衛生学の専門ジャーナルに、サンタクロースの労働衛生を検証した研究が、カナダのグループ(University of Alberta)から報告されていました。
(J Occup Med Toxicol. 2015 Dec 10;10:44)


昨日に続いて、クリスマス関連の論文です。


これまで、サンタの仕事から生じうる健康や安全に関する研究はあまり知られていません。

(2009年のBMJに掲載された論文では、公衆衛生学分野でのサンタ研究はまだ十分ではない、という結論でした。)


そこで、
今回の研究では、労働衛生学の視点から、サンタクロースの仕事が検証されました。

具体的には、次の点から考察が行われています。

1. 装置のオペレーションに伴う労働衛生上の課題
そり自体のの安全性の問題。シートベルトやエアバッグの装備がないこと。
ブランデーを好むサンタの課題(飲酒運転)

2. 仕事のスケジュールと心血管リスク、旅行(移動)に伴う課題
クリスマスの時期以外のサンタの仕事は良くわかっていないが、基本的には’失業状態’と考えられ、クリスマスの時期に仕事が集中することによる過重労働の問題。

典型的なサンタの描写では、肥満と喫煙習慣が認められることから、心血管リスクファクターを有すること。

12月25日が締め切りであり、短期間に長距離を移動することによる時差ぼけ。
(36時間の間に24のタイムゾーンを移動すると推定)

3.ヒートストレス
北極圏から温暖な気候の地域までカバーすることに伴う寒暖の差による労働衛生上の課題。


4.高齢の勤労者としての課題および後継者問題
ソフトドリンクのコマーシャルの描写から、少なくとも、1930年代の時点で、サンタは高齢であり、職場での健康促進プログラムが必要であるが、詳細が不明であること。


5.メンタルヘルス
一般に、サンタの意思決定は、顧客に適切に受け入れられている、とされている。
サンタは全知であるとされているが、ギフトリストを作成し、それをダブルチェックするとされていることから、仕事上のストレスを生じうる。
これらのストレスは、強迫性障害といった疾患のリスクとなりうる。



論文著者らは、
サンタの健康診断が規定されておらず、かつ、
サンタの労働環境にさまざまな問題があることから、
公衆衛生学の観点から、きちんとしたプログラムを構築する必要性を考察しています。





------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHCが日本のサプリを健康にします。


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:56 | この記事のURL
クリスマス精神の脳内ネットワークを発見?! [2015年12月24日(木)]
毎年、BMJ(ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル)のクリスマス特集号には、ユーモラスな研究論文が発表されます。


今回の号には、

クリスマス・スピリットの脳内ネットワークをfMRIで検出した、

という研究が、デンマークのグループ(University of Copenhagen)から報告されていました。



研究の目的は、

ヒトの脳内で、クリスマス・スピリットを検出し、局在を明らかにすることです。


具体的には、

一重盲検法により、

クリスマスを毎年祝っている、健康な10名の被験者を対象に、

クリスマスのテーマを含む画像と、含まない画像の2パターンを見せて、


脳fMRIを用い、

神経活動に依存した変化としての血中酸素濃度依存的シグナル(BOLD)が測定されています。



用いられた画像は、こちらです↓。(出典:BMJ)




解析の結果、

BOLDにて、
感覚運動野、側頭葉などにおいて、

クリスマスのテーマとの有意な相関が見出されたということです。

これらの脳領域は、
スピリチュアリティ、身体感覚、顔の表情(感情)認識といった機能との関連が知られています。


以上のデータから、

論文著者らは、

クリスマスを祝う習慣を有する人の脳内において、

クリスマス・スピリット・ネットワークが存在する、

と考察しています。


DHCでは、クリスマスギフト商品を扱っています。
(本日まで)





------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHCが日本のサプリを健康にします。


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:55 | この記事のURL
分岐鎖アミノ酸(BCAA)による自転車選手の運動能向上作用 [2015年11月14日(土)]
今月のアミノ酸研究の専門ジャーナル(電子版)に、分岐鎖アミノ酸(BCAA)による自転車競技選手の運動能向上作用を示した臨床研究が、米国のグループ(Auburn University)から報告されていました。
(Amino Acids. 2015 Nov 9.)



バリン・ロイシン・イソロイシンの3種類のアミノ酸は、化学構造上の特徴から、

BCAA(分岐鎖アミノ酸)

と呼ばれています。


BCAAは、運動時には必須のアミノ酸であり、

一般に、運動の前後で、1グラムから2グラム程度、摂取します。

(運動の程度によりますが、1日あたり2グラムから6グラムの間で調整するのが一般的です。)



さて、今回の研究では、

サイクリスト(自転車競技選手:平均年齢32 ± 2歳, 体重77.8 ± 2.6 kg, トレーニング歴7.4 ± 1.2年)を対象に、

1日あたり12グラム(6グラムのロイシン、2グラムのイソロイシン、4グラムのバリン)投与群(9名)

あるいは

偽薬投与群(9名)

の2群を対象に、10週間の介入試験が行われ、

免疫能や体組成、運動能への影響が検証されました。



解析の結果、

まず、除脂肪体重については、両群間で有意差はありませんでした。

次に、運動能(Wingateピークパワーテスト)では、

BCAA投与群において、有意な亢進が認められています。

(体重の補正後:BCAAでは19 % 増加, P = 0.01),
(相対的にはBCAAにて4 %増加、P = 0.01)

また、4kmのタイムトライアルでも、

BCAA投与群では、介入の前後比較で、改善が認められています。
(P = 0.08)

その他、介入後では、

偽薬群に比べて、

BCAA投与群において、

血中BCAA:L-トリプトファン値の増加傾向が見出されました。
(P = 0.08)


偽薬群では、
介入前に比べて、介入後では、好中球数の有意な増加(18%)が認められました。
(P = 0.01)


以上のデータから、

自転車競技のアスリートにおいて、

BCAAの投与による運動能の亢進、免疫調節作用などが示唆されます。




DHCでは、BCAA含有アミノ酸サプリメントを製品化しています。

アミノ酸
9種類の必須アミノ酸をバランス補給! 水なしで摂れるパウダータイプ

1日1包目安/15日分
アミノ酸1日1包総重量(=内容量)4.0gあたりバリン292mg、ロイシン437mg、イソロイシン224mg、リジン336mg、フェニルアラニン 280mg、スレオニン168mg、メチオニン168mg、ヒスチジン112mg、トリプトファン45mg、ビタミンC 100mg、ビタミンB2 5mg(熱量:1包あたり16.0kcal)
通常価格
\1,300(税抜)




------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHCが日本のサプリを健康にします。


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------

posted at 23:55 | この記事のURL
霊芝による線維筋痛症の症状改善効果 [2015年11月12日(木)]
今月の栄養学の専門ジャーナルに、霊芝による線維筋痛症の症状改善効果を示した臨床研究が、スペインのグループ(University of Extremadura)から報告されていました。
(Nutr Hosp. 2015 Nov 1;32(n05):2126-2135.)



繊維筋痛症は、いわゆる難治性疾患のひとつであり、全身の疼痛を主訴とします。


今回の研究では、霊芝(学名Ganoderma lucidum)およびCeratonia siliquaの線維筋痛症への作用が検証されました。


具体的には、

線維筋痛症を有する女性患者を対象に、

霊芝あるいはCeratonia siliquaのいずれかを6週間投与し、

フィットネステストによる評価が行われました。


解析の結果、

霊芝の投与により、

有酸素運動への耐用能、

身体の弾力性、速度の有意な改善が認められたということです。
(p < .05)

(なお、Ceratonia siliqua群では有意な変化は認められませんでした。)


以上のデータから、

線維筋痛症患者において、

霊芝の投与による身体機能への好影響が示唆されます。

今後、補完療法としての臨床的意義の検証が期待される分野です。




先行研究では、次の報告があります。



還元型コエンザイムQ10による線維筋痛症への効果



コエンザイムQ10による線維筋痛症の改善作用



線維筋痛症に対するビタミンDサプリメントの意義



コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。




------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


DHCが日本のサプリを健康にします。


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】



【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------

posted at 23:54 | この記事のURL
亜鉛の摂取が多いとクローン病リスクが低い [2015年11月09日(月)]
今月の疫学研究の専門ジャーナル(電子版)に、炎症性腸疾患と亜鉛摂取との関連を調べた大規模コホート研究が、米国のグループから報告されていました。
(Int J Epidemiol. 2015 Nov 5)



慢性炎症を病態とする炎症性腸疾患(IBD)として、潰瘍性大腸炎やクローン病が知られています。

食事や特定の栄養素の摂取が、クローン病や潰瘍性大腸炎の病態に影響を与えることがわかっています。


例えば、

サプリメントに関する研究では、オメガ3系脂肪酸、ウコン(クルクミン)、ビタミンDといった機能性食品成分による炎症性腸疾患の改善作用が示されています。


また、食事療法では、マクロビオティックをベースにしたセミベジタリアン食による改善効果が報告されています。


亜鉛は、免疫調節能や腸内環境の維持に影響を与えると考えられています。


そこで、今回の研究では、

亜鉛の摂取と、炎症性腸疾患リスクとの関連が検証されました。

具体的には、

26年間のフォローアップが行われたナースヘルススタディ I とIIから

170,776名分のデータが対象となり、


食事調査から亜鉛摂取量が4年ごとに調べられ、


クローン病および炎症性腸疾患の発症が確認されました。


3,317,550患者年データから、

クローン病269名、

潰瘍性大腸炎338名が見出されました。


亜鉛の摂取量は5分位で最低群は9mg/日、最高群では27mg/日でした。

クローン病リスクに関して、

5分位で最低群の女性に比べて、

次の群では8%のリスク低下傾向、

第3群では40%の有意なリスク低下、

第4群では43%の有意なリスク低下、


最高群では26%のリスク低下傾向が見出されたということです。
(Ptrend=0.003)


最高群と最低群の比較では、

亜鉛サプリメントとの相関よりも、

食事由来の亜鉛との相関のほうが、より顕著でした。


なお、潰瘍性大腸炎については、


亜鉛の摂取との関連は認められませんでした。


以上、女性を対象にした大規模コホート研究のデータから、

亜鉛の摂取と、クローン病リスクとの有意な負の相関が示唆されます。



炎症性腸疾患と機能性食品との研究では、次の報告があります。


クローン病患者におけるビタミンD3の免疫調節作用


ビタミンDによる炎症性腸疾患の改善メカニズム


ビタミンDが高いとクロストリジウム菌感染リスクが低い@炎症性腸疾患


ピクノジェノールのクローン病に対する働き 


コンドロイチンによる炎症性腸疾患の再発予防効果


レスベラトロールによる潰瘍性大腸炎でのQOL改善作用


潰瘍性大腸炎に対するオリーブリーフ抽出物の保護作用


アガリクスの抗炎症作用@炎症性腸疾患


炎症性腸疾患患者とCAM(補完代替医療)




------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:54 | この記事のURL
亜鉛の摂取が多いとカドミウム曝露が少ない [2015年10月26日(月)]
今月の栄養学の専門ジャーナル(電子版)に、亜鉛の摂取量と、カドミウム曝露との関連を調べた疫学研究が、米国のグループから報告されていました。
(J Nutr. 2015 Oct 21.)



カドミウムは、健康障害を生じうる有害な環境汚染物質です。


一定量が農産物に含まれており、日本人の場合はコメからの摂取量が多くなっています。

(なお、「一般的な日本人における食品からのカドミウム摂取が健康に悪影響を及ぼす可能性は低いと考えられます」。)

(参照:「食品に含まれるカドミウム」に関するQ&A 厚生労働省)



カドミウムの吸収や蓄積には、亜鉛の摂取が影響します。


そこで、今回の研究では、

亜鉛の摂取量や血中亜鉛の値と、

カドミウム曝露との関連が調べられました。



具体的には、

米国全国健康栄養調査2003-2012から、

尿中カドミウム値6,678名、

血中カドミウム値6,488名

のデータが抽出され、


血中亜鉛のデータ(1,195名)を用いて、


尿中カドミウム排泄量と、

亜鉛の摂取量(五分位)との相関

亜鉛サプリメントの用量や利用期間との関連が調べられています。


年齢、BMI、人種、性別、喫煙、エネルギー摂取量、カルシウム、鉄などの交絡因子で補正が行われました。


解析の結果、


全亜鉛摂取量の5分位の最高群では、

最低群に比べて、

尿中カドミウム値が0.04 μg/g(クレアチニンあたり)低いという相関が見出されました。
(P-trend = 0.0041)


亜鉛サプリメントの摂取量と、摂取期間は、

血中カドミウム値と有意な負の相関が認められています。
(P = 0.0372)


回帰分析では、

亜鉛の摂取量が10%増加するごとに、

血中カドミウム値は0.42%低下という有意な相関があり、
(95% CI: -0.79%, -0.06%; P = 0.0260)


尿中カドミウムも、0.42%低下するという有意な相関
(95% CI: -0.81%, -0.04%; P = 0.0340)

が見出されました。


また、

血中亜鉛値の10%の上昇は、

血中カドミウム値の 1.99%の低下
(95% CI: -3.17%, -0.81%; P = 0.0012)

および

尿中カドミウム値の4.09%の増加
(95% CI: 2.14%, 6.04%, P = 0.0001)

と相関が認められました。



以上のデータから、

米国成人において、

食事やサプリメントからの亜鉛の摂取が多いと、

カドミウム曝露が低くなるという相関が示唆されます。


今後、両者の因果関係や臨床的意義の検証が期待される分野です。



DHCでは、

亜鉛サプリメント

亜鉛 30日分【栄養機能食品(亜鉛)】
必須ミネラルで、バイタリティあふれるカラダに

通常価格
\267(税込\288)




マルチミネラルサプリメント

マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】
カラダを支えるミネラル10種類をバランスよく配合!

通常価格
\1,239(税込\1,338)



を製品化しています。



------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------

posted at 23:54 | この記事のURL
コンドロイチンによる炎症性腸疾患の再発予防効果 [2015年09月23日(水)]
今月の消化器病学の専門ジャーナルに、炎症性腸疾患におけるコンドロイチンの作用を検証した臨床研究が、スペインのグループから報告されていました。
(Digestion. 2015 Sep 19;92(4):203-210)


慢性炎症を病態とする炎症性腸疾患(IBD)として、潰瘍性大腸炎やクローン病が知られています。


サプリメントに関する研究では、オメガ3系脂肪酸、ウコン(クルクミン)、ビタミンDといった機能性食品成分による炎症性腸疾患改善作用が示唆されています。

また、食事療法では、マクロビオティックをベースにしたセミベジタリアン食による改善効果が知られています。



さて、今回の研究では、

コンドロイチンによる炎症性腸疾患(IBD)の再発率への作用が検証されました。



具体的には、
IBD再発/再燃率への12ヶ月間の前向き研究として、

変形性関節症に対して、コンドロイチン硫酸サプリメントを服用しているIBD患者37名(UC19名、クローン病18名)を対象に、


クローン病活動性指数及び潰瘍性大腸炎指数、血管内皮成長因子(VEGFA)やTNFα、各種インターロイキン類が測定されました。

OA関節痛はVASにて評価されています。


解析の結果、

まず、OA関節痛は、
5.9 ± 2.8 から 3.0 ± 2.3へと有意に減少しました。
(p < 0.05).


また、IBDの再発率は、
3.4%(フォローアップ中の患者年)でした。


血中VEGFA値は、
開始時の492 pg/mlから12ヶ月後に799 pg/mlへと有意に増加しました。
(p < 0.05)


以上のデータから、

変形性関節症に対してコンドロイチン硫酸サプリメントを摂取している炎症性腸疾患(IBS)患者では、(一般に想定されるよりも)IBSの再発率が低いことが示唆されます。



DHCでは、コンドロイチン含有サプリメントを製品化しています。
コンドロイチン 30日分



------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------
posted at 23:55 | この記事のURL
多発性硬化症に対する抗酸化サプリメントの有用性:系統的レビュー [2015年09月01日(火)]
多発性硬化症に対する抗酸化サプリメントの有用性を検証した系統的レビューが、カナダのグループから報告されていました。
(Mult Scler. 2015 Aug 18.)



多発性硬化症(MS; multiple sclerosis)は、免疫系の関与する神経変性疾患の1種であり、
脳における神経変性に炎症が関与することが示唆されています。



今回の研究では、

多発性硬化症に対する抗酸化サプリメントの有用性について、

基礎研究と臨床研究の系統的レビューが行われました。



具体的には、主要医学データベースから

3,507報が抽出され、145報が解析のクライテリアに合致しました。


対象となったのは、

αリポ酸、抗酸化ビタミン、イチョウ葉エキス、ケルセチン、レスベラトロール、エピガロカテキンガレート(ECGC)です。




解析の結果、

まず、基礎研究(動物モデル)において、

最もエビデンスが示された抗酸化サプリメントは、

EGCGとαリポ酸でした。


これらは、抗炎症作用および抗酸化作用を示し、

神経障害の減少(改善)も見出されたということです。



次に、

ビタミンE、イチョウ葉エキス、αリポ酸は、

予備的な臨床試験が行われていますが、

有用性に関するエビデンスは一定ではありませんでした。



以上のデータから、

論文著者らは、

多発性硬化症(MS)に対する抗酸化サプリメントとして、

カテキン(EGCG)およびαリポ酸がもっとも一定した有用性を示しているが、

臨床前研究のデータであるため、

MSの症状や進行への作用はさらに検証が必要と考察しています。



なお、最近の研究では、後述のように、コエンザイムQ10やビタミンDの有用性が示されています。

コエンザイムQ10は、抗酸化作用を有し、

ビタミンDは抗炎症作用を有しています。


DHCでは、
カテキン、αリポ酸を製品化しています。

緑茶カテキン
お茶のパワーでトラブルに負けない身体に

αリポ酸、




多発性硬化症(MS)に関連した機能性食品の研究報告として、下記のデータが知られています。


コエンザイムQ10による多発性硬化症での抗疲労効果



多発性硬化症の症状とビタミンDとの関連



コエンザイムQ10による抗炎症作用@多発性硬化症患者




コエンザイムQ10には、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)と還元型(=ユビキノール,ubiquinol)があります。



還元型CoQ10のほうが、酸化型CoQ10よりも体内で利用されやすいと考えられます。
(酸化型CoQ10は、体内に吸収された後、いったん還元されてから、利用されます。)


コエンザイムQ10に関するこれまでの研究の多くは、酸化型(=ユビキノン,ubiquinone)を用いています。


したがって、一般的には、生活習慣病の予防やアンチエイジング目的に関して、酸化型CoQ10のユビキノンの摂取で十分な効果が期待できます。


一方、特定の疾患に対して用いる場合、あるいは、体内の生理機能が低下している高齢者の場合には、還元型CoQ10の利用が推奨されます。








------------------------------------------------------------------
サプリメントと医薬品の相互作用ハンドブック―機能性食品の適正使用情報


医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:58 | この記事のURL
蜂の子による耳鳴り改善効果 [2015年06月17日(水)]
耳鼻科学の専門ジャーナルに、蜂の子による耳鳴りの改善効果を示した臨床研究が、岐阜大学のグループから報告されていました。
(Ear Hear. 2012 May-Jun;33(3):430-6.)



蜂の子(はちのこ)は、蜂の幼虫やサナギのことです。

日本も含めて世界各国で、蜂の幼虫が食用にもされてきました。
(日本で食用にされてきたのは、クロスズメバチの幼虫です。)

最近では、耳鳴り改善作用を有する機能性食品・サプリメントとして注目されています。



さて、今回の研究では、
蜂の子による耳鳴り症状への作用が検証されました。


具体的には、
ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

耳鳴りを有する被験者60名を対象に、

酵素分解蜂の子(enzymolyzed honeybee larvae)投与群
あるいは
偽薬群の2群について、

12週間の介入が行われています。



耳鳴り症状の評価として、
Tinnitus Handicap InventoryおよびVASが用いられ、
HPA軸に関連したホルモン濃度が早朝に測定されています。




解析の結果、

蜂の子投与群では、
耳鳴りに伴ううつ症状などいくつかの指標で有意な改善が見出されたということです。


また、
蜂の子投与群では、

聴覚検査において、
2 kHzおよび4 kHzの周波数における聴力レベルの有意な改善が認められました。


さらに、
蜂の子投与群では、
血中コルチゾール値の低下、
血中プロラクチン値の低下、
コルチゾール/デヒドロエピアンドロステロン比が低下していました。


なお、
THI総スコアやVASでは両群間に有意差は認められませんでした。



以上のデータから、

蜂の子による耳鳴り関連症状の改善作用が示唆されます。



DHCでは、
蜂の子含有サプリメントを製品化しています。


蜂の子ロイヤル
女王蜂候補の蜂の子使用!鳴り止まないわずらわしさに



先行研究でも、

例えば、
蜂の子粉末の摂取により、被験者の7割が耳鳴りの改善を実感したなど、
類似した効果が報告されています。

耳鳴症状に対する蜂蛹の治療効果
(日本東方医学会抄録集2008年J-GLOBAL ID:200902206408897270)



------------------------------------------------------------------

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:56 | この記事のURL
ウコンと抗うつ薬の併用によるシナジー [2015年06月15日(月)]
今月の臨床精神薬理学の専門ジャーナル(電子版)に、ウコンの有効成分であるクルクミンと、抗うつ焼くとの併用投与によるシナジーを示した臨床研究が、中国のグループ(Tianjin Anding Hospital)から報告されていました。
(J Clin Psychopharmacol. 2015 Jun 11.)



軽症から中等度のうつ病に対しては、
セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)の有効性と安全性が知られています。



セントジョーンズワートは、SSRIやSNRIといった抗うつ薬と同等の効果があり、
かつ、副作用が少ないことが示されています。


また、先行研究では、ウコンの有効成分であるクルクミンによるうつ病への作用も示唆されています。

クルクミンによる重症うつ病への作用




今回の研究では、
抗うつ薬投与中の患者におけるクルクミンの併用投与による作用が検証されました。


具体的には、
31歳から59歳までの重症うつ病の男性患者108名を対象に、

服用中の抗うつ薬と併用して、

・クルクミン(1,000mg/日)投与群、

・偽薬投与群

の2群について、6週間の介入が行われています。


うつ病関連指標による評価が行われました。
(17-item Hamilton Depression Rating Scale and Montgomery-Asberg Depression Rating Scale)

また、血中IL-1β、TNF-α、BDNF値や
唾液中のコルチゾール値も測定されました。



解析の結果、

クルクミンの併用投与群では、
うつ病関連指標(HDRSおよびMADRS)の有意な改善が認められました。


また、

偽薬群に比べて、

クルクミン投与によって、

炎症関連マーカーであるIL-1βやTNFαの有意な減少、

血中BDNFの有意な増加、

唾液中のコルチゾール値の有意な減少が認められています。


以上のデータから、

抗うつ薬服用中の重症うつ病患者において、

ウコン/クルクミンの併用投与によるうつ病症状改善作用、抗炎症作用といったシナジーが示唆されます。



DHCでは、関連したサプリメントを製品化しています。

セントジョーンズワート 30日分
ほがらかな心で毎日をはつらつと
通常価格
\850(税込\918)




濃縮ウコン 30日分
3種のウコンパワーで不調をブロック
通常価格
\810(税込\874)





うつ病に対する機能性食品・サプリメントの研究として、次のような報告があります。



DHAによる重症うつ病改善作用



うつ病に対するEPAの効果



抗うつ作用のあるサプリメントレビュー



セントジョーンズワートはSSRIと同等の抗うつ作用を示す



うつ病治療におけるセントジョーンズワートの費用対効果



うつ病へのビタミンDサプリメント投与



緑茶による報酬学習の改善と抗うつ作用




野菜と果物の摂取が多い高齢者はうつ病リスクが低い




若年女性における葉酸の抗うつ作用



うつ病ではビタミンDが低値



コーヒーの摂取が女性のうつ病リスクを抑制



ビタミンB群が脳卒中後のうつ病を予防






------------------------------------------------------------------

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:55 | この記事のURL
禿頭(男性型脱毛症)に対するノコギリヤシの外用の効果 [2015年05月30日(土)]
今月の皮膚科学の専門ジャーナル(電子版)に、禿頭(男性型脱毛症)に対するノコギリヤシ抽出物の外用による作用を調べた臨床研究が、タイランドのグループ(Institute of Dermatology)から報告されていました。
Australas J Dermatol. 2015 May 25.)



ノコギリヤシは、5α還元酵素に対する阻害作用を有しており、前立腺肥大症から、男性型脱毛症に対して用いられています。


例えば、先行研究では、

男性型脱毛症 (AGA)患者において、

ノコギリヤシの経口摂取による発毛効果が示されています。


男性型脱毛症(AGA)に対するノコギリヤシの効果




今回の研究では、

ノコギリヤシ抽出物含有外用製品による、

男性型脱毛症(AGA)に対する有用性が検証されました。




具体的には、

オープンラベル試験として、

20歳から50歳の男性50名を対象に、

ノコギリヤシ抽出物含有外用製品を24週間投与し、

24週後の時点において、

主アウトカムとして、
2.54&#8201;cm2の面積の毛髪数が調べられ、


副アウトカムとして、

毛髪の回復、試験実施者による写真での評価、被験者による評価、有害事象が調べられています。



解析の結果、

投与開始時に比べて、
12週間後および24週間後の時点において、

平均毛髪数の増加が見出されました。


また、
被験者の一部では、


4週間投与により

ノコギリヤシ抽出物含有外用製品の投与による有用性が見出され、

4週間の時点で中止され、24週まで、横ばい(効果が持続)したということです。



被験者による評価では、

ノコギリヤシ抽出物含有外用製品に対する満足度は高い、とされています。


なお、問題となる有害事象は見出されていません。



以上のデータから、

男性型脱毛症において

ノコギリヤシ投与による有用性が示唆されます。





ノコギリヤシに関しての臨床試験や基礎研究では、次のような報告があります。



ノコギリヤシ+ハルナール併用はハルナール単独よりも有効



男性型脱毛症(AGA)に対するノコギリヤシの効果


ノコギリヤシの安全性を示した臨床試験


・ノコギリヤシによる前立腺肥大症と勃起障害の症状改善作用


・前立腺の健康維持にはノコギリヤシ+リコピン+セレン


・ノコギリヤシによる細胞増殖抑制作用


・ノコギリヤシによるBPH症状改善作用



・ノコギリヤシの前立腺肥大症改善作用



・前立腺切除術前のノコギリヤシ投与の効果


・ノコギリヤシ複合サプリによる慢性前立腺炎改善効果


・ノコギリヤシ・カボチャ種子による前立腺肥大症


・前立腺切除術の出血にノコギリヤシは影響しない



・ノコギリヤシでは医薬品との相互作用報告はなし



・男性型脱毛症とノコギリヤシ


・ノコギリヤシの安全性に関する系統的レビュー


・前立腺炎に対する補完療法としてのノコギリヤシ




------------------------------------------------------------------

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------



posted at 23:55 | この記事のURL
ナットウキナーゼによる肩こりと腰痛の改善 [2015年05月21日(木)]
ナットウキナーゼによる肩こりと腰痛の改善効果を示した臨床研究が、滋賀医科大学のグループから報告されていました。
(Int J Gen Med. 2015 Jan 20;8:41-6)




ナットウキナーゼは、納豆に存在する酵素です。



血栓溶解活性を有することから、脳梗塞などの血栓症の予防に効果が期待されています。

(納豆に含まれていますので、血栓症/脳梗塞予防のためには、納豆を朝ではなくて、晩御飯で食べるほうがお勧めです。
納豆には、塩分の多いダシ/添付のソースではなくて、エクストラバージンオリーブオイルをかけましょう。)


ヒト臨床研究で、ナットウキナーゼの体内動態の解析も報告されています。


ナットウキナーゼのヒト体内動態




さて、
今回の研究では、

ナットウキナーゼによる生活習慣病を有する患者への作用が検証されました。


具体的には、

二重盲検クロスオーバー法にて、

生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症)にて通院中の患者(女性17名、平均年齢67.8歳)を対象に、

ナットウキナーゼサプリメント(NKCP(R))が4週間投与されています。

・実薬群としてNKCP&#174; (250 mg×2回/日)、
・対照群として大豆発酵抽出物(100 mg×2回/日)の2群です。



解析の結果、
VASによる自覚症状の評価において、


肩こりの有意な改善、
VAS; 42.3 to 32.4 (P=0.009),


腰痛の有意な改善、
VAS; 25.5 to 18.8 (P=0.02),

四肢の冷えの有意な改善、
VAS; 33.1 to 25.7 (P=0.002)

が認められました。


なお、頭痛には、有意な変化は見出されていません。



また、
偽薬投与群では、いずれのVASでも、有意な変化は認められませんでした。



ナットウキナーゼによる肩こりや腰痛、冷え症の改善のメカニズムは、

循環の改善によると推察されます。


以上のデータから、

生活習慣病を有する患者において、
ナットウキナーゼによる血流/循環の改善を介した効果が示唆されます。





ナットウキナーゼは、酵素であり、三次元構造において酵素活性を有するタンパク質です。


経口摂取ではタンパク質は分解されますので、

ナットウキナーゼに由来する特異的なペプチドが血中に検出され,

それが抗血栓作用を示すと考えられます。



脳梗塞の予防に納豆/ナットウキナーゼを、

という点からは、朝食時ではなくて、夕食時に納豆をとるほうが合理的です。


一方、ACE阻害活性を介した高血圧改善という機序を想定する場合には、朝食時の納豆で問題ないと考えられます。



DHCでは、
ナットウキナーゼ



複合サプリメント



を製品化しています。




ナットウキナーゼに関する研究として、次の報告があります。



ナットウキナーゼによる高血圧改善作用



紅麹とナットウキナーゼによる脂質異常症改善作用



ナットウキナーゼによる抗凝固作用



ナットウキナーゼによる血圧への作用


ナットウキナーゼのヒト体内動態





------------------------------------------------------------------

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------


posted at 23:54 | この記事のURL
機能性胃腸症に対するショウガ+アーティチョークの効果 [2015年05月14日(木)]
補完代替医療の専門ジャーナルに、ショウガとアーティチョークの複合サプリメントによる機能性胃腸症の症状改善作用を示した臨床研究が、イタリアのグループ(University of Pavia)から報告されていました。
(Evid Based Complement Alternat Med. 2015;2015:915087)




機能性胃腸症(FD: Functional Dyspepsia)」は、

胃痛や胃もたれ、胸やけといった症状があり、かつ、胃内視鏡などの検査では消化性潰瘍といった器質的疾患は認められない病態です。




今回の研究では、

ショウガ(生姜、ジンジャー)とアーティチョークの抽出物を含む複合サプリメントによる機能性胃腸症への作用が検証されました。




具体的には、

多施設共同ランダム化二重盲検偽薬対照試験として、

機能性胃腸症患者126名を対象に、

・複合サプリメント(2カプセル/日)投与群(65名)、

・偽薬対照群(61名)

の2群について、4週間の介入試験が行われています。

(サプリメントは、1カプセルあたりアーティチョーク100mg、ショウガ20mgを含有しています。)



まず、

14日間の介入の時点で、

複合サプリメント投与群において、症状の有意な減少が認められたということです。

一方、偽薬投与群では、介入前後で有意差は認められませんでした。


(サプリメント投与群: α S = +1.195 MCA score units (u), P = 0.017;
偽薬投与群: α P = +0.347&#8201;u, P = 0.513)



4週間の試験の完了時点において、

複合サプリメント投与群では、

嘔気の有意な減少、
(P < 0.001),

上腹部膨満感の有意な減少、
(P < 0.001)

胃痛の有意な減少
(P = 0.002)

胃内ガス膨満の有意な減少
(P = 0.017)

が見出されています。



以上のデータから、

ショウガ+アーティチョーク含有複合サプリメントによる機能性胃腸症の症状改善作用が示唆されます。





ショウガについては、
下記の研究が知られています。


ショウガによる妊娠悪阻(つわり)の症状改善作用:メタ解析





DHCは、ショウガ含有健康食品を製品化しています。

DHCホットな美人の生姜(しょうが)パウダー




------------------------------------------------------------------

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------




posted at 23:51 | この記事のURL
献血後の鉄サプリメントは血色素量の回復を早める [2015年04月13日(月)]
血液センターは、献血業務が中心ですが、


鹿児島県赤十字血液センターには、「ホリスティックヘルスプラザかごしま」が開設されており、

全人的医療の立場から健康増進や疾病予防のためのさまざまな取り組みが行われています。

(私も見学に行ったことがあります。)



(また、別件ですが、先月、日本赤十字社本社にて、TCCの卒業式が行われたので、出席させていただきました。)




さて、本日の私的なお勉強日記です。

アメリカ医師会ジャーナルに、献血後の鉄サプリメントによるヘモグロビン値への効果を調べた臨床研究が、米国のグループ(Institute for Transfusion Medicine, Pittsburgh)から報告されていました。
(JAMA. 2015 Feb 10;313(6):575-83.)



米国では、

献血は8週間ごとに可能となっています。


しかし、基準となるヘモグロビン(血色素)量の12.5 g/dL以上への回復が遅れる献血者も見受けられます。


(なお、年間の献血回数やヘモグロビン量について、日本と米国では基準が異なります。


例えば、

ヘモグロビン(血色素)量に関する日本の基準は、次のとおりです。

全血献血:200mL
 男性(16-69歳):12.5 g/dL以上
 女性(16-69歳):12.0 g/dL以上

全血献血:400mL
 男性(17-69歳):13.0 g/dL以上
 女性(18-69歳):12.5 g/dL以上

成分献血では、男女とも12.0g/dL以上)



そこで、今回の研究では、

献血後の血色素(ヘモグロビン)量の回復(増加)に対する、鉄サプリメント投与の働きが検証されました。




具体的には、


ランダム化非盲検臨床試験として、

2012年に、米国の4か所の地域血液センターにおいて、

18歳から79歳までの献血者215名を対象に、

フェリチンレベル、性別、年齢で層別化し、


(被験者は、最近4カ月間は献血をしていない群です)



全血献血500mL後、


鉄サプリメント(鉄として37.5 mg含有/日)投与群、

あるいは

非投与群

の2群について、

24週間(168日)の介入が行われています。



指標は、

鉄サプリメント投与による、

献血により減少したヘモグロビン値が80%回復するまでの日数、

鉄貯蔵であるフェリチンが献血前までに回復する日数
(低値(&#8804;26 ng/mL)群での回復や、高値群(>26 ng/mL)での回復)

です。



投与前の時点・試験開始の時点では、

ヘモグロビン値は、

両群間は同程度でした。


解析の結果、


献血後に、

ヘモグロビン値が


低フェリチン群では、

13.4 (SD1.1) g/dLから12.0 (SD1.2) g/dLへ低下、


高フェリチン群では、

14.2 (1.1) g/dL から 12.9 (1.2) g/dLへ低下

が認められました。


鉄サプリメント非投与群に比べて、

鉄サプリメントを投与した群では、



ヘモグロビンの減少幅が80%以上回復した日数は、

低フェリチン群:平均32日、

(非投与群は158日)


高フェリチン群:平均31日であり、

(非投与群は78日)

それぞれ
有意に短縮されていました。




また、
フェリチン値の投与前の回復日数についても、

低フェリチン群では、

サプリメント非投与群で168日以上であったのに対して、

サプリメント投与群では平均21日でした。

同様に、
高フェリチン群では、

非投与群では168日以上であったのに対して、

サプリメント投与群では平均107日でした。



また、
鉄サプリメントの摂取群では、

層別にかかわらず、被験者全員が平均76日間で、鉄貯蔵が、献血前の値に回復したということです。


一方、

サプリメント非摂取群では、平均168日以上でした。

(つまり、試験期間中に、全員は回復していません。)



非摂取群では、

被験者の67%が、

168日までの期間に回復しませんでした。



以上のデータから、

全血献血のドナーに対する鉄サプリメントの投与の有用性が示唆されます。






DHCは、サプリメントとして、ヘム鉄を製品化しています。

ヘム鉄 30日分【栄養機能食品(鉄・ビタミンB12・葉酸)】
鉄分を効率よく!女性にうれしいミネラルパワー







DHCでは、適正な価格で高品質のマルチビタミンマルチミネラルカルシウム・マグネシウムを提供しています。




また、各種カロテノイドを含むマルチカロチンの他、リコピンルテインなども製品化しています。




中高年以上の疾病予防・健康増進のためには、


下記のサプリメントは、すべてベーシックサプリメントとして摂取が推奨できます。


すべての摂取にかかるコストは1か月分で、2,000円程度から、ですので、

安全性・有効性に加えて、経済性(費用対効果)にも優れています。



マルチビタミン、
(マルチビタミン 徳用90日分 \886(税込\956)) ⇒1ヵ月分は約300円。



マルチミネラル、
(マルチミネラル 徳用90日分【栄養機能食品(鉄・亜鉛・マグネシウム)】\1,239(税込\1,338))  ⇒1ヵ月分は約450円。



ビタミンC ハードカプセル(1,000mg)
(ビタミンC(ハードカプセル)徳用90日分【栄養機能食品(ビタミンC・ビタミンB2)】\629(税込\679)) ⇒1ヵ月分は約210円。




ビタミンD3
(ビタミンD3 30日分 \286(税込\308))   ⇒1ヵ月分は約300円。




コエンザイムQ10、
(コエンザイムQ10 包接体 徳用90日分  通常価格\2,143(税抜))  ⇒1ヵ月分は約700円。






↑ 上記は、合計で一か月分が約2,000円ほどです。中高年以上の全員に推奨できるベーシックな成分です。






↓ 下記の成分は、上記に加えて追加する場合に、優先されるサプリメントです。



EPA、
(EPA 30日分 \950(税込\1,026))





DHA、
(DHA 30日分 \1,191(税込\1,286))




乳酸菌
(届くビフィズス 30日分 通常価格 \1,429(税抜))






------------------------------------------------------------------

医療関係者のための健康食品情報サイト【DHCサプリメント研究所】


業界最大手の責任として――ここまでやるのが、DHC品質


【DHC健康食品相談室】


【DHCの研究開発】


【健康食品FAQ】


DHCが第1位@利用している(利用したい)メーカー(経産省の調査)

------------------------------------------------------------------



posted at 23:55 | この記事のURL
プロフィール


医学博士 蒲原聖可
自己紹介
ブログ
リンク集

http://www.dhcblog.com/kamohara/index1_0.rdf
ログイン
Mypagetopに戻る